ボクシングでよく言われる膝を柔らかく「使う」について考える!〜マイクタイソンの映像を見て思う〜
ボクシングに限らずいろんなスポーツでよく「膝を柔らかく使う」と、指導されます。

現役当時は全然気にならなかったんですが、トレーナーとして活動している今これにはちょっと違和感も感じる事が多々あります。

最近SNSの普及もあり、世界の有名スポーツ選手の映像が気軽に見れる様になりました。
そこでなんと現在53歳のマイクタイソンの映像が!

やっぱり一瞬の動きの鋭さは凄みがありますね😱

で、見てて気になる事が・・・。

「あれっ、膝があんまり動いてない😅」

猫とマスボクシングをするというとても微笑ましい映像などもありました!笑
猫と対峙しているためかなり低い体勢になっていたのですが、その時も左にシフトウエイトした時にキレイに左股関節が折りたたまれて動いていて膝があんまり動いてない😳

そう、柔らかく動いていたのは膝ではなく股関節だったんですね。唯一ダッキングの時くらいですかね膝を柔らかく使ってるの。

今ならタイソンの体型見れば一発でわかる事ですが、スラっとした足に腰、お尻周りにズッシリと詰まった筋肉!膝を支点に動いてる訳ないですよね。
 
陸上界などでも基本となっています。パワーの最大出力やエネルギー効率考える股関節を上手く使って地面から大きいエネルギーを受け取る事。

そして腕振りで更に地面への圧を高める訳なんですが、タイソンの場合ウィービングの動きで上半身を被せる様にして更に地面への圧力を高めます。

この時膝と足首を柔らかくしてエネルギーの伝達が吸収されてしまうとパワーは半減してしまうんですよね。
スプリントなど足が速い方ほど走っている最中膝と足首の角度がほとんど変化がないというデータが出ている事はもはや常識です。

もちろん柔らかく使わなければいけない局面もありますので固くすればいいってもんじゃない事は書いておきますね。

膝を柔らかく使う!
ボクシングに限らずスポーツのコーチ、トレーナーはその伝え方には注意が必要だと思います😊

その膝!

上手くエネルギーを伝達出来ていますか?

エネルギー効率はどうでしょうか?

たくさんの方の体をみてきて意外とここに原因がある方が多いんですよね🤗

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