リーキーガット症候群に関するおすすめ本 | 治らない慢性症状なら【関西カイロプラクティック】大阪府池田市の整体院

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こんにちは。大阪府池田市の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

 

今日は健康に関する本のご紹介です。

 

 

 

 

 

 

いい本なのに、なんでこんなタイトルに…

 

本当に日本の出版社は…

 

元々のタイトルは『Eat Dirt』

 

Dirtは土とか泥を意味しますので、「土を食べろ」という感じでしょうね。まあ、これでは売れないのかもしれませんね。

 

 

■ 目次

 

パート1:なぜ私たちは苦しんでいるのか

Capter1 隠れた疫病 

Capter2 リーキーガットのグラウンドゼロ地点 

Capter3 免疫のつながり 

Capter4 土を食べよう

 

パート2:腸の健康のための五つの要素

Capter5 人は何を食べるかで決まる 

Capter6 除菌された社会でどうやって「土を食べる」か 

Capter7 便利さの代償 

Capter8 ストレスの多い生活 

Capter9 薬物大国 

Capter10 イート・ダート・プログラム

 

パート3:腸のタイプに合わせた治癒

Capter11 体全体を癒す 

Capter12 カンジダ影響型腸を癒す 

Capter13 ストレス影響型腸を癒す 

Capter14 免疫影響型腸を癒す 

Capter15 胃影響型腸を癒す 

Capter16 毒素影響型腸を癒す

 

パート4:家庭と体のためのレシピ

イート・ダート・ホームケア製品 

Drアックスがおすすめするイート・ダート・レシピ

腸タイプ別レシピ

 

 

 

この中でも、まずは、当院でもクライアント様の50%くらいにある問題であるリーキーガット症候群について、少し本文を引用しながら説明します。

 

リーキーガット症候群

 

リーキーガット症候群による「過剰腸管透過性」は、最近は自己免疫疾患などさまざまな不定愁訴の原因になるということで注目されています。

 

リーキーガット症候群は「漏出性消化管症候群」や「腸管壁侵漏症候群」とも呼ばれますが、正式な病名ではありません。

 

わかりやすいように「腸漏れ症候群」などと呼んでいる人もいます。そのほうが、少しわかりやすいかもしれませんね。

 

小腸の栄養を吸収する穴が大きくなってしまって、通常は吸収されない未消化のたんぱく質や毒素・細菌などの異物までもが取り込まれてしまうと、肝臓や腎臓に負担をかけたり、アレルギーや免疫力低下、関節炎、高脂血症、高血圧、糖尿病、膠原病などの原因となります。

 

リーキーガットの徴候は驚くほど多岐にわたる。

 

  • 疲労感とだるさを感じる場合もある。
  • しばしば消化不良や胸やけ、お腹の張りを感じたりガスがたまったりするかもしれない。
  • ある種の食物や、何年も(何十年も)何事もなく食べてきた食物に対し過敏になることもある。
  • あいまいな記憶や集中力の欠如が特徴の、持続的な「ぼんやり感」を経験する場合もある。
  • 目の下のクマのような肌の変化や、湿疹、乾癬、にきびなどの肌の炎症に気づく場合もある。

 

 

⇒ 皮膚の状態が一番わかりやすいかもしれませんね。私は右膝に症状が出るとリーキーガットを疑います。

 

リーキーガット症候群と関係が疑われている病気

 

  • ALS(ルー・ゲーリック病)
  • アルツハイマー病
  • 不安とうつ
  • ADHD(注意欠陥多動性障害)
  • 自閉症
  • カンジダ、酵母菌過剰増殖
  • セリアック病、非セリアック型グルテン過敏
  • 慢性疲労症候群
  • クローン病
  • 線維筋痛症
  • ガス、膨満感、消化器痛
  • 橋本病
  • 過敏性腸症候群
  • 狼瘡
  • メタボリックシンドローム
  • 偏頭痛
  • 多発性硬化症
  • NAFLD(非アルコール性脂肪肝)、その他の肝臓障害
  • パーキンソン病
  • PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
  • むずむず脚症候群
  • 関節リウマチ
  • 皮膚の炎症(湿疹、乾癬、酒さ、皮膚炎、にきび)
  • 1型、2型糖尿病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 様々なアレルギーや食物過敏

 

⇒ さまざまな難病の原因の一つとして、リーキーガット症候群があります。

 

なぜ「今」こんな状況が起きているのか

 

  • 食料供給の質の荒廃
  • 環境毒素の増加
  • 現代社会における圧倒的なストレス
  • 絶えざる細菌との戦い
  • 薬の過剰使用

 

 

『スーパーマーケットの棚に並んでいる「健康にいい」というラベルのついた袋詰め食品の多くは、様々な原料や添加物で腸内細菌を荒らし、それが直接リーキーガット症候群に繋がってしまうのだ。』

 

⇒ 日本は農薬の使用量は広さに対して世界一、添加物の種類世界一の国です。薬も添加物だらけです。世界1のアレルギー対策後進国です。

腸にとっては受難の時代ですね。

 

しかも、頻繁に抗生物質を摂っていますので、腸内細菌叢はひどい状態になっています。

 

 

『実は、食物をよく噛むことがリーキーガットの防止にとても有効なのだ。

 

未消化の食物は腸内細菌に過剰な糧を与えてしまい、腸内のマイクロバイオームのバランスを崩す原因となる。』

 

⇒ これは、とても重要な事です。まずは、消化が重要だということなのです。そのスタートが、よく噛んで食べること!!
 

でも、意識するのはめんどくさいですね。私がおすすめするのは固いものを食べることです。

 

白米より玄米。やわらかいお肉より硬い赤身のお肉。

良い餌を食べている動物の肉(例えば、牛であれば牧草牛)がベストですが、値段が高いです。

 

ですので、最低限放牧されている動物の肉がいいですが、日本のスーパーでそんな肉があるかどうか…

 

とりあえず赤身の筋肉質で内臓脂肪のない堅い肉を食べましょう。

 

リーキーガットの原因は遺伝よりも環境

 

  • 食物供給におけるグルテンの増加
  • 抗生物質の使用の増加

 

 

⇒ 抗生物質の多用が大きな問題となっています。過去に何度も聞いで書いていますが、命に係わるとき以外は抗生物質の使用は控えましょう。

 

風邪ぐらいで抗生物質を摂ってはいけません。

グルテンは小麦・大麦・ライムギなどの含まれるたんぱく質です。特に小麦は品種改良でグルテン濃度を増やしてきた歴史があります。

 

よりふわふわでもちもちのパンやケーキを作るために…実際グルテンはすべての人が影響を受けるわけではありませんが、わからない人は、減らした方がいいかもしれませんね。

 

リーキーガット症候群がアレルギーや自己免疫疾患の原因になる

 

『入ってきたすべてのものに対して見境なく抗体を発射して攻撃し、その標的は自分自身の体内組織さえも含んでしまうのだ。』

 

⇒ ほとんどの自己免疫疾患は、リーキーガット症候群が原因となります。

 

しかし、一度自己抗体ができてしまうと、リーキーガット症候群を治すだけではなかなか改善しないことはあります。

 

その場合は、その根本原因すべてを改善していく必要があります。

 

 

『ステビアは、パラグアイやブラジルで育つ植物のステビアから抽出した砂糖代替物だ。ステビアにはカロリーがなく、濃度が同じなら砂糖の2百倍の甘さがある。そのうえ血糖値は上がらない。ただ、ステビアの後味を苦いと感じる人もいるため、理想的な甘味料というわけにはいかない。』

 

⇒ この本の中で紹介されているステビアは、甘味料の中でも一番おすすめの甘味料です。

 

甘いだけではなく、キク科であるステビアは肝臓の機能を上げる可能性もあります。ただし、良い成分というのは苦みがある成分です。苦みがあるので、甘味料として使うと本来の味が変わってしまうため使いにくい、という欠点があります。

 

腸を保護する癒しの食物

 

  • 骨スープは健康状態を変えてくれる。骨スープトコラーゲンパウダーはどちらも、プロリン(注釈:アミノ酸の一種)、グリシン、グルタミンなどのアミノ酸を含み、腸の内壁の修復を助ける。骨スープは、腸を密着させるコラーゲンとともに、カルシウム、マグネシウム、リン、シリコン、イオウなどのミネラルも豊富で、しかもそれらが体内で吸収されやすい形で含まれている。
  • 発酵野菜は栄養素を体内に吸収しやすくすることで栄養価を高める。同時に腸に必須の細菌を修復する。
  • ココナッツ製品はラウリン酸含有量が高く、真菌類やバクテリアなどの病原菌を殺す。
  • 加熱調理野菜は生野菜より消化されやすく、ビタミン、ミネラルや抗酸化物質を豊富に含む。
  • 有機肉製品、例えば天然の魚や牧草を飼料とする牛はオメガ3脂肪酸やタンパク質を多く含み、炎症を抑え健康的な細胞を再建する。

 

⇒ 骨スープはボーンブロスと呼ばれ、ブームにもなっているようです。日本でも売っていますが、添加物だらけなのでマイナスのほうが多いかも…

 

手羽元肉を煮込むだけでできるらしく、ネットで調べると作り方がのっていますよ。

 

「ボーンブロス 手羽元」で検索してみてください。

 

⇒ http://bonebroth.jp/2017/06/13/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%EF%BC%81%EF%BC%88%E6%89%8B%E7%BE%BD%E5%85%837%E6%9C%AC%E4%BD%BF%E7%94%A8ver-%EF%BC%89/

 

プロバイオティクス

 

 

『より多くの有益な細菌を少しずつ生活に取り入れると、腸内細菌バランスが改善され、危険な菌が入り込むのを防ぎ、腸の内壁を防御するのに必要な数まで善玉菌を増やすことができる。』

 

⇒ もちろんプロバイオティクス(乳酸菌)を摂取することは、ほとんどのひとに役立つのですが、この本に載っている方法は、英語タイトル通り「土を食べる」こと。今の日本人には無理ですね(笑)

 

自然の動物は、実際に泥(クレイ)や特定の土(寄生虫を含んでいない粘土質の土)を食べるということが、別の本に書かれていました。土を食べてミネラルと微生物を補給しているのです。

 

『ニトロソモナス・ユーロビアと呼ばれるあるアンモニア酸化バクテリア(AOB)は土や未処理の水によく含まれており、しかも、洗い流すようになってしまう前には、私たちの皮膚の細菌の中にも混ざっていたものだ。科学者たちは、この細菌が実際に私たちを清潔に保ち、体臭の悪化を防ぎ、免疫システムを活発にさせ、炎症を抑えてきたと考えられる。』

 

⇒ 過去にも話ししていますが、私は中学のころから石鹸類を使っていません。石鹸をやめてからも皮膚のかゆみが無くなっただけでなく、垢が出なくなったのにびっくりした覚えがあります。

 

皮膚に住んでいるマイクロバイオーム(細菌叢)が勝手に垢を処理してくれるのです。すごいですね。

 

『私は土壌菌をプロバイオティクスの王様と呼んでいる』

 

⇒ 寄生虫学者で有名な藤田紘一郎先生も、土壌菌を毎日摂取しているそうです。アッ、この本の監訳者が藤田紘一郎先生でした(笑)
 

もちろん、ある程度寄生虫がいないかはチェックしているそうです。どうやったら手に入れられるんでしょう?

 

免疫を高めるキノコ菌糸体

 

菌糸体が土壌の毒を除去すことがあきらかになっている。

 

  • マイクロバイオーム内の細菌バランスを整える。
  • 免疫システムを効果的に高める。
  • 化学物質や重金属の毒素を除去する。
  • 自己免疫障害の病的免疫機能を抑える。
  • 自己免疫障害と関連するヒスタミンの放出を抑える。
  • 腫瘍やがん細胞を破壊する。
  • ウイルスやカンジダ菌に対抗する。
  • コルチゾール値やその他のストレスホルモンのバランスを整えるアダプトゲン(訳注:トラウマ、不安、肉体的疲労などのストレスへの抵抗力を高める働きのある天然ハーブ)として働く。

 

 

⇒ キノコ類も酵母菌もカビも、もともとは植物や動物を土に返すための分解者です。

 

ただし、酵母菌やカビ類は自身が毒を作ってしまうので悪玉菌ということになります。

 

のちほど出てくるサッカロマイセス・ブラウディという酵母菌は、善玉酵母菌で逆に善玉菌を増やす環境をつくります。

 

『最良の酵母の一つは、サッカロマイセス・ブラウディという、人に優しい菌で、大腸と小腸の腸内フローラを修復し腸細胞の増殖を促す。』

 

⇒ 自身、いま研究中の酵母です。効果がはっきりしたら、腸内環境の改善やカンジダ菌に対して役立つかもしれませんので、今後使用するかもしれません。

 

まだ、アレルギーにならないか、などの問題がクリアされていないのでよく調べてみます。

 

もしかしたら、良い甘酒にも善玉の酵母がいるかもしれません(自家製の甘酒やスーパーで売っているようなものはダメです)。それも研究中です。

 

『シラジットという物質は、濃厚でミネラル豊富な土で、インドとネパール国境のヒマラヤ山脈にある高地で見つかった。エベレスト登頂を目指す登山家をガイドすることで知られるシェルバは、このシランジットを食事の一部にしている。』

 

『土を食べるもっともよい方法の一つは、粘土のかけらを食べることだ。』(ベントナイト粘土)

 

⇒ シランジットもベントナイト粘土も、アメリカではサプリメントとして売っています。

 

役に立つ人はいると思いますが、クライアント様には、なかなかおすすめできませんね…私はへっちゃらですが(笑)

 

 

 

このような情報だけで、まだほんの半分です。これ以上はしんどくて説明できません(笑)

 

本を買って読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 
 

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。  
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