こんにちは。大阪府池田市の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

 

世代間でトラウマが受け継がれることは科学的にも証明されています。

 

そんな内容が書かれた本をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

世代間でトラウマが遺伝的に受け継がれることは科学的にも証明されています

 

 

世代間のトラウマはエピジェネティクス的に受け継がれていきます。

 

エピジェネティクスとは、ＤＮＡの装飾として遺伝子の中に刻み込まれている情報によって遺伝子がオンになったりオフになったりする仕組みです。

 

受け継がれる理由について簡単にそして非常にわかりやすく書かれた文章をご紹介します。

 

『エピジェネティクスは元々世代間で環境に適応する仕組みである。先祖さんが凍死したトラウマを受け継いだとしても現代で凍死することはほとんどないので役に立たないのだ。』

 

こういうことです。

 

１～3世代前の環境と現代の環境が大きく違っているために、役に立たないばかりか逆に環境になじめなくなる原因にもなるのです。

 

例えば、ご先祖様が飢餓を経験したとすると、数ない食べ物で生きていけるように環境に対応したとします。でも現代は飽食時代です。

 

なるのは過食に肥満ですね。

 

エピジェネティクスで受け継がれるのは心理的なトラウマだけではありません。

 

化学的なトラウマ（感染症や毒素）も受け継がれます。

 

この本に書かれている内容は、エピジェネティクス的な世代間トラウマだけだはなく、家族という集団エネルギーの力学にも触れられています。

 

これはファミリーコンステレーションという概念です。

 

以下の内容については上記の本の中には詳しくは書かれていませんので、ご了承ください。

 

家族のエネルギー力学『フアミリーコンステレーション』とは

 

ファミリーコンステレーションは、ドイツ人のバート・ヘリンガー氏により考えられた家族のエネルギー力学です。

 

■ファミリーコンステレーションの概念

 

個人的意識よりさらに深い心の無意識の領域に、個人を越えた集団や民族、人類の心に普遍的に存在すると考えられる超時空間的で先天的な良心の存在を提唱しました。これを集合的意識と呼びます。

 

個人的意識は私たち個人の中に存在します。

 

集合的意識は、一つの集団に所属するメンバー全員によって共有されている普遍的意識です。

 

ファミリーコンステレーションという心理療法は、家族メンバー間の「もつれ」を解消し、家族システム全体に秩序を取り戻すことで問題の解決を図ります。

 

なかなか難しい説明ですね(^^;

 

家族という集合エネルギーの中でバランスを取っているエネルギー力学です。

 

 

ファミリーコンステレーションの法則にはさまざまな法則がありますが、その中で２つ紹介します。

 

【所属の法則】

 

『家族（集団）のメンバーは皆、その一員として、家族に所属する権利を等しく無条件に持っている。』

 

■同一化

 

もしも何らかの理由で家族の中に排除された者や無視された者、忘れ去られたもの、認知されない者、その死を追悼されない者が存在する場合には、集団的良心は兄弟姉妹や子孫に排除された人物の身代わりをさせることで、家族全体を元の完全な状態に復元しようとします。このプロセスを「同一化」と呼びます。

 

■もつれ

 

先祖に同一化した子孫は、その子孫と同じ感情や行動、病気、運命を共有します。しかし、同一化した子孫達は無意識で、その自覚はありません。こうした集合的良心の働きによって作り出される同じ家族内のメンバー間の無意識レベルのつながりを「もつれ」と呼びます。

 

■「もつれ」を作り出す家族内の出来事

 

• 両親や祖父母の死
• 家族内の子どもの死
• 家族のメンバーが殺人の加害者または被害者
• 中絶、流産、死産
• 養子縁組
• 隠し子、水子
• 家族内の厄介者、除け者
• 離婚、再婚
• 先祖の戦争体験
• 過去の恋愛・婚姻関係における未完了（心残りなど）

■所属の法則の例

 

• 心の中から両親を追い出した子どもは、集合的良心の法則による影響から、自分自身が軽蔑する良心のような人物になるか、あるいは、軽蔑する両親のようなパートナーを見つけて結婚することで、排除した両親を家族システムの中に取り戻そうとするからです。
• 両親を否定・拒絶することは、自分の生命の源を否定・拒絶することと同等です。
• すでに亡くなった異なる性別を持つ兄弟姉妹との同一化が原因で性的アイデンティティの混乱が起きることがあります。
• 両親が自分の子ども時代の心の傷を子どもを使って癒そうとするとき、両親は家族内での親としての立場を失います。
• 養子縁組は養子に出された子どもと、子どもの生みの親、そして、育ての親の三者の間にほぼ確実に「もつれ」を引き起こします。

 

ファミリーコンステレーションの関するおすすめ本

 

 

 

 

私のファミリーコンステレーションの影響

 

例えば、私には暗黒時代がありました。それは今から思えば自身ではコントロールできない家族のエネルギー力学の影響を受けていたんだと思います。

 

先日、家族で集まり姉と話していた時に、

 

「中学くらいの時に階段の途中に座ってリビングの方を見ながらずっとニヤニヤしてたよね。その時何を考えていたの？」

と聞かれました。

「う～ん。正直何も覚えていないけど、病んでたのは確かやね」

 

すると姉が、

 

「なんか家族にとって必要な時期だったんやろうね」

 

びっくりしました。姉はわかっていたんだと。

 

姉は時々特殊能力を出してくるので、びっくりすることがあるんです。

 

そういうエネルギー力学において私のような犠牲者？が必要だったんだと思っています。

 

例えば、弟とは小学生の時は毎日喧嘩していたのですが、中学に入って喧嘩が無くなったと思ったら、それから30年以上しゃべれなくなってしまったんです。家族で集まった時も一切しゃべりません。別に中が悪いわけではないんですが…

 

ある時嫁に「なんで弟としゃべらないの、怖い」と言われました。そうなんです。私も理由がわからないんです。これも何かのエネルギー力学の影響があるのではと思っています。

 

人はこういうエネルギー力学に大きく影響されるのです。

 

ですので何で自分がこういう行動をするのかが自分でもわからないということになるのです。

 

家族のエネルギーだけではなく、前世的なエネルギーとか、星のエネルギーとか、五行のエネルギーとか、さまざまなエネルギーの影響を受けているんです。

 

 

ボディートーク療法では、このような問題にも対応していきます。

 

⇒　ボディートーク療法について詳しくはこちら

 

 

自分の考えていること、自分の行動の理由がわからないときは、この本に書いてあるような方法で内観していくか、とりあえず考えても理由はわからないことがほとんどですから、そんなこともあるのかな、くらいに思っておいてください。

 

 

 

今さらながら、Twitter（ツイッター）をはじめました

 

【Twitter】  https://twitter.com/kansai_chiro

 

@kansai_chiro

 

宜しくお願いいたします。

 

 

 

※当院でおこなう検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。  
⇒　その他の臨床例はこちら