【コンビニオーナー辞めた4つの理由】コンビニオーナーの現実 2020年(解決策あり) | こばぜっと(仮)のリアルファンタジー

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数々の挑戦や失敗を教訓に自分の人生のテーマである「幸せ」と「夫婦関係」などを軸に色々な思想を書いていきます。

元コンビニ経営者


はい小林マサです。
本日もよろしくお願いします。

 

本日はですねコンビニオーナーをやめた理由というのを
話していきたいと思います。

 

コンビニオーナーとして成功するために興味がある方にも

参考になると思いますのでぜひ最後までご覧下さい(^∇^)

 

masaがコンビニオーナーをやめた理由として
大きく分けて4つあると考えているんですね



●1つ目がお金の問題
●2つ目が時間の問題
●3つ目が夫婦関係の問題
●4つ目が将来性が見えない

 

こちらの4つに集約されるかなと思っております
一つ一つ深掘りしていきたいと思います。


●1つ目がお金の問題
まずはお金の問題についてですね
一般サラリーマンの月収で言ったらだいたい
20万から30万か
大体それぐらいが普通だと思うんですよね



それに対して
コンビニのオーナーの収入はいくらなのかというとまあ本当にざっくりなんですけど

だいたい平均で言ったらひと月50万円前後だと思います。


年収で言ったら1店舗あたり平均で600万円程度ですね。

これと別に「正味資産」も数百万円以上あります。
しかしこれは基本、引き出せません。
 

 

どのチェーンも一緒なのかちょっとはっきりは分からないんですけど
僕の行っていたコンビニのチェーンは「引き出し金」というのが

30万円あるんですよ

で引き出し金30万円というのは毎月変わらずにもらえる
給料みたいなもんですね。

その引出金というのが毎月30万円っていう金額で設定されていました。
売り上げが低かろうが高かろうが必ず毎月30万円は入ってきます。



じゃあ30万以上稼いだ分のお金はどこに行くのか?
そういう疑問が残ると思うんですけど

例えば
4月に50万円利益が出ました
5月も50万円利益が出ました
6月の50万円利益が出ました

とわかりやすく例えますね

それでも毎月入ってくるのは30万円30万円30万円なんです。
その3ヶ月に1回棚卸っていうのがあるんですね

店内の商品を全て専門の業者にカウントしてもらう作業があるんですけど
それに基づいてオーナーの資産はどれくらいあるのかっていうのを数えるんですね

収入が増額した分の70%がオーナーに入ることになります



どういうことかというと4月5月6月ですでに30万30万30万もらってますよね
でも実際の利益は50万円50万円50万円ですよね。

 

じゃあ残りの20万20万20万
合わせて60万

その60万が3ヶ月後にボーナスみたいな感じで入るって言う訳なんですよ。

 

しかし60万まるごとオーナーに入るというわけではなくて
その60万円の70%が入ります。
では残りの30%はどうなるのかというと

オーナーの資産としてプールされます

 

基本的には引き出しができないお金
っていうことになりますね

基本的には本部とオーナーの契約が切れる時に

そのお金は返ってくるっていう仕組みにはなっております。

10年契約だったら10年ちゃんとお店を続ければっていう話になりますけどね

正直コンビニオーナーって頑張って年収600万円とかだと
どうでしょうか?

・・・・。

 

色んな考え方ができますが。

この3年間では僕は微妙に感じてしまいました。

コンビニのオーナーというのは


・お金を稼ぐことにめちゃめちゃこだわる
・時間が一番大切

 

という方にはあまり向かないと思います。
正直コンビニオーナーだけでひと月50万円稼ぐのって
結構大変なんですよ


1日12時間13時間とか毎日働きます。
週に2日3日休むとかも全然可能ではあるんですけど
基本的には精算とか発注だとか絶対にやらなきゃいけないようなこともあります。

休みでもその為にお店には来ないと行けなかったりします。

オーナーが出なくてもスタッフに精算とか発注を
全部教えて任せればいいんですけど、そうはいかない事も多々あります。
コンビニのオーナーの駆け出しは特にですね。

 

なので基本的にコンビニのオーナーになったら
まあ3年間は休むことはできないんじゃないかなと思ってください



他の事例だと例えばホテルの事業をやっている経営者さんがいらっしゃいます。

ホテルの経営がめちゃうまくいってるけど税金対策の一環として
コンビニのオーナーをやっている、とあるホテルの経営者さんです。

(結果として儲かっているようですが)



余談ですが1店舗だけでも頑張って10年普通に続ければ
貯金と残務整理などのお金を合わせて
2000万〜3000万円は貯められます。

無理すればもっと稼げますww
でもそれってほとんど労働レベルですよね。

つまりコンビニオーナーの駆け出しは
労働と経営をしっかりやって行かなければいけません。

こうやって考えるとサラリーマンと同じか
それより忙しく稼げない可能性があります。


はいお金に関することは以上となります

 

●2つ目が時間の問題
そして時間の問題ですね

何故コンビニのオーナーを始める人がいるのかというと
いろんな理由があると思うんですけどね

人によってはだいたい脱サラしてサラリーマンを辞めて
自分の好きなように経営したいとか

コンビニだったらそこまで難しくないだろう
うるさい上司に言われることがないだろうとか



いろんな理由があってコンビニのオーナーを始める方が結構
いらっしゃると思うんですけど

僕の場合はですね
時間的な自由が得られると思ってはじめました。


なぜそう思ったのかというと
オーナー自身がシフトを決めることができるじゃないですか

アルバイトだったら8〜17時とか
17時〜22時とか夜勤だったら22時〜朝8時とか
そういう感じでオーナーがシフトを作って

オーナーの名前をシフトに入れなければ
基本的に自由じゃないですか

まあそれは半分間違ってないです

確かにそのとおりにしようと思えばできますが
本当にその通りにやろうとするとまず利益が出ないし
オーナー兼店長として基本的には始めるわけですから


店長自身がシフトに組み込まないでアルバイトだけで
シフトを組んでアルバイトをリーダーみたいな感じでやろうと思えば
できなくはないんですけどまず利益でないですね

引き出し金30万円
っていうレベルじゃなくなるかもしれないです

日販(1日の売り上げ)100万円とか相当売り上げの高い店ならば
それもできますが、まぁそんな店はなかなかないので
オーナー自身がやっぱりシフトに入らないといけないです


あと店長がお店に来てしっかり管理しないと
何かしら問題やトラブルが起きやすいです。

どんな問題があるのかというと

・売り場が汚く殺伐としている
・やるべき事があるのにできていない(やっていない)
・スタッフ同士のトラブル
・お客様からのクレーム
・SVからの要望の電話
・一部の発注をやり忘れるw

 

他にもイレギュラーな事が起きたりします。

要は店長がサボるとその後のツケが回ってきます。

良いお店にしようと努力をしようと頑張ると
もちろんその分店長(オーナー)は自分の時間は削られていきます。


本当にねこれは時期の問題でもあると思うんですけど

10年前とか20年前とかだったらそこまで
おそらく大変じゃなかったんじゃないかなと思います。

今はもう、やることがサービスが商品があまりにも増えすぎて
スタッフへの負担オーナーへの負担があまりにも多くなっています


だけどそれに対して収入はさほど変わらなくなってますね
若干は増えてるかもしれないですけど

それに対しての対価は見合ってないんじゃないかなと思います
まあしょうがないんですよね


なぜコンビニがここまで成長したのかというと世の中のニーズに合わせて

とてつもないスピードで供給していったわけですから。

 

本部の企画部や商品開発部は現場にいるわけじゃないから

世の中のトレンドに対してアイディアはいくらでも出ますよね。

 

しかも大企業なもんだから開発費、広告費などの経費も使いまくり
試してダメならすぐに撤廃する
もちろんこれは本部の話なので加盟店は関係ない

SVから言われた施策の説明を聞いてそれをただこなすだけ
オーナーの考えはほとんどいらない
思考停止状態

 

ポイントとしてその本部が考えた施策をどうすれば
円滑にこなせるかを考えるのはオーナーの力量になります。
それがフランチャイズです。

 

フランチャイズオーナーの使命は本部の考えを
いかに遵守できるかがポイントなのです。
その分思考停止できるのですが何分のやる事がめちゃくちゃ多いです。

余計なことは考えさせないバリに沢山の業務が組み込まれます。


これからコンビニを始める方は遅く始めれば始めるほど
過酷になっていくんじゃないかな?
僕はそんな思いを肌で強く感じました。

風評被害になったりしたら困るので本部にも申し訳ないのであまり強くは言えないですけど

10年以上コンビニをやっていると本当にそのように思います。


しかし今の世の中は
そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?
というような世間の風潮も感じられるのでひょっとしたら
これから先1年後、2年後には少し緩和されてオーナーは楽になって
いる可能性も全然ありますね

今は頑張りすぎると不幸になるっていう
そういう世間の風を感じます。

なのであまり悲観せずに楽になっていく可能性も
十分考えられるんじゃないかなぁとは思ってはいます。

コンビニオーナーをやめた理由として2つ目の時間に関する問題は以上となります
 

●3つ目が夫婦関係の問題
コンビニオーナーをやめた理由3つ目として挙げられるのが
夫婦関係になりますね

この夫婦関係というのはオーナー自身が頑張るぞー!と
やってやるぞ!と意気込んでもオーナー1人でやるのは無理があるんですよ

24時間体制なんで
やっぱりねスタッフの協力が大事になります。
しかしこれ以上に大事な事があります。

これは夫婦でやる以上は奥さんの
協力は本当に必要不可欠だなと痛感しました

これはどういうことかというと

僕の師匠とでも言えるような
僕のことをオーナーに導いてくれた(結局辞めてしまいましたが)
あるオーナーさんがいらっしゃるんですね

 

そのオーナーさんもはじめは店長として頑張って働いてました。
奥さんはマネージャーとして店長のバックアップを頑張って行っていたのです。

 

まあそれはよくある普通のコンビニの背景ですが
2店舗目がオープンする時に奥さんが店長としてお店を切り盛りしていました。
(この時初めて僕はコンビニに入社した)

 

本当に尊敬できるくらい店長(奥さん)の頑張りを見ていました。
お客様からもスタッフからも慕われる名物お母さんみたいな店長でした。

そして肝心なオーナーは何をしているのかというと
指示は出すけどあまりお店に居なくて何をしてるかよくわからない人

っていう印象でした。



店長(奥さん)は尊敬してたけど
正直オーナーはチャランポランなイメージで
あまり良い印象はありませんでした。

しかし店長(奥さん)から思いがけない言葉を聞きました。

私の言ったことよりもオーナーの言うことの方が大事やからな。
ちゃんとオーナーの言うことは聞くんやで

 

それからオーナーへの見る目が変わりました。
そりゃ尊敬する人から「すごい人」みたいな言い方をされると
自然と見方が変わりますよね。

お店は奥さんが守る
だからオーナーは安心して経営に専念できるわけです。


それを僕が横で見てたから僕もこのようにやれば
うまくいくんじゃないかなと思ってました。
 

普通の人ならわかると思いますが
やはりそんな都合の良いことは起きませんでした。

僕はコンビニを成功させるっていう強い思いしかありませんでした。
しかし奥さんはコンビニをやりたくなかったんですよね

僕が無理やり説得して
何とか承諾を得て一緒にやってくれるっていう話になったんですよ

つまりこれで上下関係ができてしまったような感じになってしまって
僕がお願いしてコンビニを一緒に奥さんにやってもらった訳だから
 

やりたくないけどあなたの
ためにやってあげているっていうそういう思想になってしまったんですよね


だから何かトラブルがあっても何があっても
冷たくされてしまうみたいな感じで

 


自分の店なのに居心地としては悪くなってきてしまいましたね
例えばスタッフが来なくて結局僕が残業して
夜勤も行って1日30時間働いたこともありました

僕は奥さんに助けを求めたりすると
また弱みを握られてしまうと思ってこっちからは
あまり連絡を取らなかったですね

夜中の0時になっても帰ってこないもんだから
奥さんからお店に電話が来て
「どうしたの?」と電話が来ました。

そこで僕はスタッフの
「〇〇君が来ないんだよ」と言います。

そこで奥さんは
「ああそうなんだでもしょうがないよね
あんたが自分でやりたくて選んだ道だから頑張ってね」

結局僕は朝の8時から次の日の14時までワンオペで働きました。

流石に奥さんは可哀想だと思ったのか
14時に来て手伝ってくれました。

疲れよりもプライドがズタズタになった事が辛かったです。
 

だけど奥さんの言うとおり自分で決めた道だから仕方ないと思ってました。
このような出来事や思いはたくさんあります。


しかしやはりコンビニ経営をこのまま続けていくのは
ちょっとしんどいなとは感じできましたね

コンビニオーナーをやめた理由3つ目として
夫婦関係の問題
という話が以上となります


●4つ目が将来性が見えない
ではコンビニオーナーをやめた理由としての4つ目が
将来性が見えないっていうテーマになります

この将来性が見えないっていうのがどういうことかというと
コンビニって昨今減っていってるじゃないですか?

減ってるって言うかそこまで増えてはないと思うんです
10年前20年前はもうすごい勢いで毎週のように
全国規模で言ったらほぼ毎日のようにコンビニができてたぐらい
コンビニバブルみたいな時代があったんですよ

2000年初頭とかは特にすごかったと思いますね
そんな中、現在2020年
どうでしょうか今新しいコンビニできたなぁって
あんまり思わないですよね?

どういうことかというと、もうコンビニは飽和状態です
もうこれ以上増えることはあまり無いと思います。


いや若干ありますよ良い立地があればできると思うんですけど
昔と比べてもそこまで増えることはないですね

やっぱりコンビニのオーナーをやる旨味っていうのは
2店舗3店舗4店舗と店舗を増やしていくことなんですよね

できれば3店舗、欲を言えば5店舗はほしいですね
平均以上の売り上げのお店が5店舗とかあったら、ある意味オーナーは
楽になります


平均くらいの店舗でも5店舗あれば月収150万円から200万円以上目指せるレベルです。
それぞれの店舗に店長を配置してオーナーは経営に専念するスタイルです。


そんな感じで店舗を増やしていければいいんですけどなかなか複数店は
やらせてもらえないですね

やらせてもらえる可能性があるとしたら

3〜4年とかしっかりお店を守って経営していれば
2店舗目の話も来ると思います。

しかし良い店舗というのは基本的に大きな法人さんが
優先的に案内されると思いますので個人の方は根気よくお店を守って行かなくてはいけません。
 

力のある法人のオーナーさんに次の店舗の話が来るので
やっぱり儲かっている人には儲かる話がくるっていうのはこれは真実で


大きいオフィス街とか売上100万とか200万とか見込めるようなお店を
任せられるって事はそうそうなかなかないと思うんです。

 

本部としてもやっぱり安心て任せられるような
お金を持ってる実績のあるオーナーさんにやってもらいたんです。


個人から初めてもさすがに10年とか15年とかやってれば
おそらく3店舗4店舗とが5店舗とか増えては行くとは思います(やる気があれば)

短期間で大きな結果が出ないのがコンビニです。

そして長期的に幸せを感じながら夫婦でコンビニで成功したいなら
夫婦の絆が固いことは必須になります。


そんなわけでコンビニオーナーを辞めた理由
4つ目の将来性が見えない
ということに関しては以上となります

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

●それでもコンビニ経営で成功したい方は


僕の場合はダメな事例です。
コンビニ経営でうまくいってるオーナーさんもでたくさんいるので
本当にこれは反面教師として考えていただきたいです。

コンビニオーナーで成功できる理由や事例も沢山知ってますので
そのようなことも今後紹介していければと思います。

ご主人はコンビニ経営したいけど奥さんはコンビニやりたく無い
この場合どうしたら良いかちょっとだけ軽く言うと


基本的には夫婦一緒にやるっていうのが前提になるんですけど

もしも奥さんがコンビニを絶対にやりたくないって言うなら
無理やり説得してやるのは絶対やめましょう

それでも絶対にコンビニ経営で成功したいって思うなら
インターン社員独立制度っていうのもあります。
本部の社員になって研修を受け
給料を頂きながら店長経験、経営ノウハウを身につけスキルをしっかり得た状態で

自己資金を貯めておいて1年〜1年半程度で独立しましょう

っていう
でそういう制度もありますね

コンビニ経営を一緒にやるっていう人がいないんだったら
僕はインターン社員独立制度そっちのほうがおすすめですね

それなら家族でやらなくてはいけないとか
そういう縛りもなくなるらしいので

インター社員で晴れて独立してオーナーになったら
その店舗から自分の補助となるような
マネージャーとなるような人を探すと良いと思います。


コンビニ経営に興味があるけど悩んでる方も
こちらを参考にしていただけたらと思います。

コンビニオーナー辞めた4つの理由】コンビニオーナーの現実 2020年(解決策あり)
というテーマでお話ししました。
何か些細なことでも疑問があればコメントやメッセージ下さいね(^∇^)