石、石、石、そして、石(♯01)
参拝できないなら、思い出話を書くしかないのだ。
Ⅰ 弥勒石
高野山の石といえば、真っ先に思い浮かぶのは、奥の院の弥勒石である。
先日、久しぶりに弥勒石を持ち上げてみた。
割りと簡単に持ち上がった。
「空海の七廟」
という伝説のようなお伽噺のような話がある。
修験道の人達の言い伝えで、「弘法大師の(本当の)御廟は、このなかのたぶんどれか」であり、ここもその一つだという。
他には「持明院山」、「辨天嶽」など。
ちら見したなにかの本に出てきたのでうろ覚えだが、著者は、「謎かけみたいなもので、奥の院の御廟が弘法大師の廟所で間違いはなかろう」と結論づけていた。
知ってる限りのほぼ全部の絵地図で、奥の院の御廟はでてくる。
異をとなえる偉い先生もおられるが、それはさておき、。
この石は、なんどか入れ替わってるいう噂が絶えない。
お坊さんに聞いてみたことがあるが、
(,,゚Д゚) 「そのような噂があることは把握しているが、奥の院としてそのような事をしたとは聞いていない」
と、とにかくはぐらかされる。
つづく