……うーん、「死んだ後」とか「輪廻転生」とか、誰にとっても重要な話だと思ったら、まさかの5イイね!(22:36現在)
……分かったよもう続きなんて書いてやらねーよー。
……というわけで。
……。
ボクシングの話。
……。
「ただのボクサーとして売り出したって、人に覚えてもらえないよな。何かインパクトのある特徴が欲しいな」
高校生の頃、20歳でプロになるずっと前から、そんなことを考えていた。
いかにボクサーとして世に自分を売り出すか。
浪人しながら受験勉強しつつ。
……その目的は、大学生をやりながら、プロボクサーになること。
……模試の成績は、おおよそ上位1%〜0.1%の間だった。(じゃなきゃ早慶入れないから。当たり前の話で)
……しかしこれは、特徴だな。
……お勉強、お勉強……。
……俺は文系……。
!
弁護士だろ。
「弁護士ボクサー」。
これはいないね。
多分前例ない。
後にも中々出てこないんじゃないか。
……。
ボクサーには、やはり引退後の人生もあるわけで。
親が反対するのは、やはりその部分にあるわけだろう。
弁護士なら引退後食いっぱぐれる事もない。
貧乏からもオサラバできる。
よし、これだ。
……。
……第一志望の、早稲田大学法学部に落ちた。
中央大学法学部には受かった。(昔の中央大学は、法学部だけ早慶よりむしろレベル高かった。…俺ん時は若干負けてたけど)
……ただ、半分ネタみたいな動機で、本当に司法試験受けるのか……??
……当時、弁護士資格を取るには、司法試験というとてつもなく難しい難関が待っていた……。(今はロウスクールという以前よりはかなり優しい制度があるが)
それだけをやるならまだしも、さすがにボクシングを力一杯頑張りながら、片手間の勉強でできるのか……!?
とりあえず中大法は、やめた。
やろうと思えば法学部でなくとも司法試験の勉強はできる。
むしろ大学の勉強は、司法試験にそれほど沿ってはいないらしい。
場所も法学部は多摩市で、新宿のジムにはかなり通いづらい。
「弁護士ボクサー」という実に特殊な肩書きを持つことは、諦めた。
……しかし、俺がやらなかったら、他にやれる人間はまずいないだろうな……。
と思ってたら、いやがった!!
(続く……またよっぽどイイね少なくなければ、な!)
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