……昔、ゲイスラーAP(アップ)という挑戦者と、東洋太平洋王座防衛戦で戦ったことがある。
物凄い身体能力。
黒人と変わらない身体つき、顔付き。
……アジアになぜ黒人が??と思う方。
その人達は大抵、インドネシアかオーストラリアから来ている、アボリジニもしくは原住民族なのだ。
そんなパプアの話。
先日、インドネシアで暴動のニュース。
インドネシアとパプアには、日本であまり知られていない、しかし世界的に見ると本当によくある歴史があった……。
……。
パプアで最初、話しかけたらシカトされた。
……パプアニューギニア島は、確か800もの部族に分かれていて、それぞれが独自の言語を持つ。
……本当に隣町で、全く言語が違う。
仲間意識がとても強く、仲間のことを共通言語ピジン語で「ワントク」という。「one talk=同じ言葉」という意味の英語からきている。
……それを便宜良くするため、「ピジン語」と言われる英語を基にした言語が広く使われている。
……なので、英語でもだいぶ通じるはずだが……??
……最初、全く答えてくれない。
……まぁ仕方ないかと自分の席に戻りかけた時。
「オマエはなに人だ?」と。
「おれは日本人だ」
「……ああそうか。ならいい。インドネシア人かと間違えた。インドネシア人とは口をききたくないんでな」と。
俺、実際にそう言われた。
……。
……パプアもまた、インドネシアに征服されてインドネシアの一部にされたという歴史があるのだ。
……ホントに世界各国、何処かの国を征服したか、征服された歴史がある。
……日本ってのは、どこにも征服されてない。
……むしろ征服しようとした。
……それを今になって、コメツキバッタのごとく謝りまくっているわけだが。
……かつて世界は、ヨーロッパが支配した。
中南米ほぼ全てとアフリカの多数の地域でヨーロッパ言語が通じるのは、そのためだ。
アメリカで英語が使われてるのも、元はと言えばそのためだ。
……それに対抗、したわけではないが、大日本帝国は、支配しようとした。
……そういえばヨーロッパ以外では、チンギスハーンのモンゴル帝国があったな。
……まぁ話がややこしくなるし逸れるので、ここまでにして。
ニューギニア島も、同じく支配された。
オーストラリアの上にあるこの島。
右半分がパプアニューギニア。
左半分が、インドネシアのパプア地域。
……右半分のパプアニューギニアにはその前に行ったが、人々はちゃんと洋服を着ていて、残念だった……もとい、ちゃんと近代化されていた。
(ちなみに「ニューギニア」というのは、この地に初めて来た西洋人が「[人々の顔が]まるでアフリカ[ギニア]みたいだ!」ってことで、「ニューギニア」とつけられた)
……しかし、インドネシア領となった、インドネシアのパプア地域。
ここはインドネシア政府も全く力を入れず、未だ現役のコテカ(チ○コケース)住民がいると!
……インドネシア領パプア地域の、首都と言うべき場所は、ワメナ。
ここは当時、陸路が繋がってさえいなかった。
……今もだろうけど、先住民族はどうやってたどり着いたのだろう……??
……ともあれ、ワメナに行く前の州都ジャヤプラ。(マジでこんな辺境の地に行くのは大変だ。行く奴の気が知れない……俺だった!)
空港近くで週3便しかない中央地ワメナに行く飛行機(プロペラ機……ヘリコプターだったかな??)を待って食堂に入ると。
……シカトされたと。
……。
先に言った通り、日本ではほぼほぼ知られてないだろうけど、日本がアジアを征服しようとしたのと同様、インドネシアもパプアニューギニア島を征服したのだ。
後に載せる写真の通り、アジア人とも完全に違う。
オーストラリアのアボリジニがわりと知られているが。
先住民族は、ホントに黒い。
鼻も丸くて、黒人に近い。
てか黒人と言われてもほぼ分からない。
……と、そんな地域が、「オマエらインドネシアな!」とインドネシア政府に言われ、インドネシアとなっているのだ。
……日本ってのは、つくづく素晴らしい国なんだよ。マジで。
……仮に、日本が中国に征服された歴史があって、学校教育とか公用語とか、全てが中国語しか認められないってなってたら、どうよ??
……それと同じことが、ニューギニア島では当然のごとく行われている。
そりゃ反乱も起こるわな。
そうそう、そもそもインドネシアで反乱が起こりましたと言う話の解説でした。
……まぁ、他国のことだし、普通の日本人には全く関係のないことなんだけど、知らない人が多いと思うので一応。
これ他の人よく見ると分かるけど、コテカが被さってるのは棒の部分のみで、袋と毛は丸出しで、肌の色白い(普通の日本人よりは黒いが)と丸出しになるので修正。笑
平均身長が明らかに低いのも、原始的な生活と無関係ではないだろう。ほとんど芋しか食べてない。
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