復活祭の日曜日の午後はこのケーキを食べる。
義母が作るあらゆるケーキの中で一番おいしいものだ。
甥のM雄くんが8,9歳のころはこの1台の半分ほどを平らげていたものだ。
現在14歳の彼は、一切れだけしか食べない。14歳男子のダイエットとは考えられないので(どちらかというと痩せ気味に見えるし)単に好みが変わっていっているのだと思う。
私はふたきれ食べた。
もう、おなかはいっぱい。夕食はなし、だ。
M雄くん14歳。
身内自慢を我慢して欲しい。
彼の見た目は、古い少女マンガに出てくる西洋男子そのものだ。
金髪の巻き毛、青い瞳、典型的な西洋人。
義父も彼を気に入っているようで、しきりにM雄くんに話しかけるが、すでにおじいちゃん相手にぺらぺらと話す年代ではない。(個人差もあるだろうが)
義父の話も、年よりじみた正義感に溢れる面白くないテーマばかりでちょいとM雄くんがかわいそうになる。
「ミツバチ保護運動のデモには参加しないのか」
と義父が尋ねると、義姉がM雄くんのかわりにさっと答えた。
「学校ではデモにかかわることを禁止しています」
私が母親だったら、義父にもっとイラついていたかもしれない。
違う世代との接触は、その後の人生に好ましい経験となるので、周りがイラつく会話も、M雄くんには損ではないだろう。
M雄くんの人生が今もこれからもいいものであることを願っている。
いや、義姉も姪のP子ちゃんも、義両親も、夫もわたしも!
義母が作るあらゆるケーキの中で一番おいしいものだ。
甥のM雄くんが8,9歳のころはこの1台の半分ほどを平らげていたものだ。
現在14歳の彼は、一切れだけしか食べない。14歳男子のダイエットとは考えられないので(どちらかというと痩せ気味に見えるし)単に好みが変わっていっているのだと思う。
私はふたきれ食べた。
もう、おなかはいっぱい。夕食はなし、だ。
M雄くん14歳。
身内自慢を我慢して欲しい。
彼の見た目は、古い少女マンガに出てくる西洋男子そのものだ。
金髪の巻き毛、青い瞳、典型的な西洋人。
義父も彼を気に入っているようで、しきりにM雄くんに話しかけるが、すでにおじいちゃん相手にぺらぺらと話す年代ではない。(個人差もあるだろうが)
義父の話も、年よりじみた正義感に溢れる面白くないテーマばかりでちょいとM雄くんがかわいそうになる。
「ミツバチ保護運動のデモには参加しないのか」
と義父が尋ねると、義姉がM雄くんのかわりにさっと答えた。
「学校ではデモにかかわることを禁止しています」
私が母親だったら、義父にもっとイラついていたかもしれない。
違う世代との接触は、その後の人生に好ましい経験となるので、周りがイラつく会話も、M雄くんには損ではないだろう。
M雄くんの人生が今もこれからもいいものであることを願っている。
いや、義姉も姪のP子ちゃんも、義両親も、夫もわたしも!
甥御さんの叔父さんになる、りすさんのご主人もハンサムな方でしょうね。