怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

みんな大好き、魚棒Fischstäbchenと白ソーセージWeißwurst

2019年08月20日 | 節約
週末の食卓。
鍋の数が多いのは夫がいるからだ。
ジャ芋は義両親たち、スパゲティは夫の主食。
真ん中の鍋は缶詰野菜をソースに仕立てたもの。一番下は自家製野菜のサラダ。

もう一品は魚棒。冷凍加工食品だ。
この子供向けとも思われる食品、大真面目に大人が食べていいみたいだ。他の家庭でこれが出てきたことは無いが、テレビドラマなどで、焼いているシーンは結構見た。子供に食べさせるのか、って予想したのだが、自分で食べていた。

肉食(豚、牛、鳥など)を避けている夫には貴重な蛋白源だ。特別に魚料理が好きなわけではないようだが、栄養不足にならないように無理やり好きなフリをしているのが感じられる。

上は私の皿。四角く黒いのは私の米飯。一食分保存容器に入れておいたものだ。
缶詰野菜のソースは、なんだか気持ち悪くて食べる気がしなかった。右に見える黒いソースは醤油だ・・・・
うそっ、酢ね。
魚棒をどっぷり浸して食べるんだ。魚棒の魚の部分は全く味がない。衣部分は結構おいしいんだ。それに酢をたっぷりしみこませて口に入れるのが好きな私だ。
夫はこのバルサミコ酢の香りが嫌いなので、一緒に食べるときは神経を遣う。

この魚棒製造現場。冒頭の画像は素手で材料を扱っていることにちょいと仰天。

手袋をしていてもマスクはしていない。何もしゃべらないのだろうな・・・いや、しゃべるだろう。
ごくまれに、しゃべっている途中唾が飛んで製品にくっつくのだろうな。
だが、気候の違いで、ここではそんな細かい衛生観念は必要ないのだろう。年中比較的低温低湿度ドイツのいいところの一つだっ
食品工場でマスク不要!マスク代がかからない分、製品の値段が抑えられるぞ。
他にもいろいろ衛生面で日本の食品工場より節約できるのだろうなぁ~

一夜明けて、夫がいない昼食にはちゃんと肉類の献立。

珍しく、名物白ソーセージ。
ウチでは年に一度程度しか食べない。
一本を食べ終えると、義母が2本目を勧めた。ちょいと苦しいかな、と思ったが食べてみた。
ダメだった。2本目は半分ほどで残してしまった。
米飯1食分容器に入れて、冷蔵庫に入れた。義母は冷蔵庫に入れたのが不満だったのか「冷たいのを食べるのか」と言った。電子レンジで温める、って発想が義母にはないのだろうな。
何かと私にちょっかいを出すのが義母の癖だ。
黙っていてはいけない。こういうコミュニケーションを楽しんでいるのだから。日本以外の国々ではどうでもいいことに討論が必要なことが多い。黙っていてもわかるだろう、と思うのは間違いだ。わからないわけではなく、受け答えが大事なんだ。
だが、むっとしてしまった私、答えられなかった。
まだまだ修行が足りないと感じた年に一度の白ソーセージ昼食・・・・・



2 コメント

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Unknown (ミドリ)
2019-08-20 15:19:51
「どうでもいいことで討論が必要なことが多い」 …まさに! 語学学校でも、義実家でも、職場でも、「なんでこんなことでイチイチ…」というのが多いです。 一言、二言は返しますが、よほど気がのっているか気が立っていなければ もうあとはどうでもいい…となってしまいます 笑
Unknown (tkgmzt2902)
2019-08-20 20:08:54
漁棒が気になります。いつか解説してください。魚を棒状にカットしたものですか?カニかまみたいなものかしら?

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