怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ウチの食費は平均より低いだろうな

2018年12月16日 | 節約
平日の昼食。野菜スープだけ。

私はこれに米飯を投入するのだが、義両親たちはパンを添える。勝手に私に添えてくれたパンは真っ黒。
いかにも食べにくそうだが、日本からきた日本人も数ヶ月ここで生活すればこのパンの旨さに慣れる。

幸いなことに義両親たちは歯も丈夫で、こうした固いパンを普通に食べることができる。
義母は小さくちぎってスープに入れた。
「歯が弱かったおじいさんはこうしてパンを食べていたものだわ」
と笑いながら言った。
ドイツ人は皆、死ぬまでこのパンを平気で食べるものと思っていた私は、その言葉を聞いて安心したものだ。
義両親が丈夫すぎなだけだと。
ウチの食卓は日本の一般家庭と比較すると、材料費など非常に安く上がっていることにお気づきだろう。
まず、食材全体が日本(関東周辺)より安いものね。
こちら特有のパンなどを日本で買うと凄まじく高いので、これは比較対象外だ。
にんじんなど、2キロで200円程度の品もあるのだぞ。日本のスーパーで3本100円セールなどを見ると、日本では充分に食べることができない人が結構いるのではないか、と案じてしまう。
食費は安く上がっているウチだが、収入も低いのでエンゲル係数はそれなりに高い。あはははは~

クッキーは相変わらず毎日焼かれている。

もう、それぞれを撮影して解説するのは面倒だ。

義母はいちいち私に味見させて感想を言わせる。
「はい、おいしいです」
と、毎回同じ言葉を発していたら、気に入らないのかこう言った。
「いつも『おいしい』じゃあないですかっ」
ときどき、不味い、って答えたほうがいいのか。おいしい、の他の単語を使ったほうがいいのか。

↑、チョコフレーク。
市販のコーンフレークに、パームオイル、ココア粉、砂糖などを混ぜて熱した液を入れ、軽く混ぜてスプーンで板の上に落とす。

義母は料理全般についていつもそうなのだが、やることが荒っぽい。もうすこし丁寧にやれば、見た目がきれいに仕上がるのに、と思う。
親族のR子おばさんと一緒にクッキーを焼く日が毎年12月上旬にある。義母はR子おばさんが丁寧すぎる作業をするのでイラついている。

某集まりにて、持ち寄った手作りお菓子。

一般公開用に丁寧に焼いたのか、あるいはいつもこうなのか。
うらやましいくらいきれいに仕上がっている。

義母にこうしてみたい、と言ったところで、すぐに私の意見など却下だろうな。
ま、仕方がない。



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