息子21歳の誕生日でした。
陣痛の苦しみから21年もたったなんて信じられない。
早かったなぁ。
妊婦健診でGBS感染症と言われ、
産道を通る赤ちゃんに影響が及ぶかもしれない、
そうなったら髄膜炎とかになる可能性もあるって
言われたなあ。
ショックでショックで、怖くて不安で。
帰りに、付き添ってくれた母とランチに行ったけど、
全然、食事が喉を通らなかった。
本当に、食べられなかった。
あんな感覚初めてだったなぁ。
入院のときには夫も診察室に呼ばれて
説明を受けて、なんか紙にサインして。
なんか怖かった。
でもこんなに元気でしっかり育ってくれて、
もう感謝しかない。
いろんなバトルも今や良い思い出。
(息子にとってはどうか知らんけど)
プレゼントは、夫からは野球の、なんやブランドもんのポロシャツ。
妹からは(いつも憎まれ口叩いてるのに……)、かっこいいペンケースとメモ帳。
わたしは毎年、リクエストディナーを。
と言っても、あまりこだわりがない息子は、今年は「こないだ食べたイタリアンと魚以外なら何でもいい」とのことだったので、
みんなが好きなミートローフを作ったよん。
そして、今年は彼女ちゃんから腕時計をもらったそうで。
好きになってくれる人がいるって、いいねえ。
彼女ちゃん、きっとウキウキドキドキしながら選んだんだろうなぁ
そうそう、手に持っている大きな鍵は、なんと夫が21歳の誕生日に、(たまたまそのとき滞在していた)ニュージーランドでもらった、夫の宝物。今日の記念写真のために出してきたって。
ニュージーランドやオーストラリアでは、21歳が成人となる年齢。
「今日から君は大人だ。これから自分の人生を切り開いていくときに、いろんな扉に出会うだろう、そのときにこの鍵でドアを開けて進んでいってね」というような意味があるらしい。
ほんと、君はどんな未来に進んでいくんだろう。
どんな未来に進んでも、応援してるからねー。