Shotcut:オープンソースで開発されているフリーの動画編集ソフト
オープンソースで開発されているフリーのクロスプラットフォーム動画編集ソフトの紹介です。
『Shotcut』です。
Shotcut
Shotcut は、Shotcutは、Windows、Mac、Linux 向けのフリーのオープンソースクロスプラットフォーム動画編集ソフト。
Shotcut の主な特徴は、以下通りです。
- FFmpeg による多くの動画・音声及び画像フォーマットをサポート。
- 複数のトラックのノンリニアビデオ編集が可能。
- 多数の動画及び音声フィルターが利用可能。
- Web カメラと音声のキャプチャも可能。
- 4K 解像度のサポート。
- ネットワークストリームの再生(HTTP、HLS、RTMP、RTSP、MMS、UDP)。
- EDL (CMX3600 Edit Decision List) のエクスポート可。
- アルファチャネルを含む動画ファイルの読み取りと書き込みが可能。
- AMD、Intel、NVIDIA のハードウェアエンコーディングのサポート。
詳細な特徴については、下記を参照してください。
https://www.shotcut.org/features/
以下は、上記 URL 記載の特徴の抜粋。
オーディオ機能としては、
- ラウドネス、ピークメーター、波形、スペクトラムアナライザーを搭載。
- 音量調節。
- 全てのトラックでのオーディオミキシング。
- 音声のフェードイン及びフェードアウトと動画の黒でのにフェードイン。
- 音声と動画のクロスフェードでトランジションを簡単にディゾルブ。
- JACK トランスポート同期。
- トーンジェネレーター。
- ステレオ、モノ、5.1 サラウンド。
- ビデオ速度変更のピッチ補正。
を機能として搭載。
また、オーディオフィルターとして以下のものを選択可能。
- バランス
- ベース
- トレブル
- バンドパス
- コンプレッサー
- チャンネルのコピー
- ディレイ
- ダウンミックス
- エキスパンダー
- ゲイン
- ハイパス
- リミッター
- ローパス
- ノイズゲート
- ノーマライズ:1パス
- ノーマライズ:2パス
- ノッチ
- パン
- ピッチ
- リバーブ
- スワップチャンネル
動画エフェクトについては、
- 動画トラック間でのビデオ合成
- 動画ソース及びフィルターとしての HTML5(音声と動画を除く)
- 色補正とグレーディングのための 3 WAY(シャドウ、ミッド、ハイライト)カラーホイール
- ホワイトバランシング用のニュートラルカラーを選択するスポイトツール
- インターレース解除
- 自動回転
- ビデオワイプトランジション:バー、納屋のドア、ボックス、時計(放射状)、対角線、アイリス、マトリックス、カスタムグラデーション画像
- 追跡合成/ブレンドモード:なし、オーバー、追加、飽和、乗算、スクリーン、オーバーレイ、暗く、覆い焼き、書き込み、ハードライト、ソフトライト、差分、除外、HSL色相、HSL飽和、HSL色、HSL明度。
を機能として搭載。
動画フィルターとしても以下のものを選択可。
アルファチャネル:調整、アルファチャネル:表示、オーディオダンスの視覚化、オーディオライトの視覚化、オーディオスペクトルの視覚化、オーディオ波形の視覚化、ブレンドモード、ぼかし:ボックス、ぼかし:指数関数、ぼかし:ガウス、ぼかし:低域、明るさ、途切れクロマホールド、クロマキー:アドバンスト、クロマキー:シンプル、コントラスト、カラーグレーディング、コーナーピン、クロップ:ソース、クロップ:サークル、クロップ:長方形、ディストーション、ディザ、弾性スケール、フリップ、グリッチ、グロー、グラデーション、グリッド、ハーフトーン、色相/明度/彩度、色の反転、キースピル:アドバンス、キースピル:シンプル、レンズ補正、レベル、3D LUT、マスク:適用、マスク:ファイルから、マスク:シンプルシェイプ、ミラー、モザイク、神経質、同期なし、ノイズ:高速、ノイズ:キーフレーム、古いフィルム:ほこり、古いフィルム:穀物、古いフィルム:プロジェクター、古いフィルム:スクラッチ、古いフィルム:テクノカラー、不透明度、ポスタリゼーション、ノイズの低減:HQ3DN、ノイズの低減:スマートブラー、ノイズの低減:ウェーブレット、RGBシフト、回転とスケール、ルットエトラアイザー、彩度、スキャンライン、セピアトーン、シャープ、サイズと位置、スケッチ、スポットリムーバー、スタビライズ、スワール、テキスト:3D、テキスト:シンプル、テキスト:HTML、しきい値、タイマー、トレイル、めまい、ビネット、非乗算アルファ、ウェーブ、ホワイトバランスポスタリゼーション、ノイズの低減:HQ3DN、ノイズの低減:スマートブラー、ノイズの低減:ウェーブレット、RGBシフト、回転とスケーリング、ルットエトラアイザー、彩度、スキャンライン、セピアトーン、シャープ、サイズと位置、スケッチ、スポットリムーバー、スタビライズ、スワール、テキスト:3D、テキスト:シンプル、テキスト:HTML、しきい値、タイマー、トレイル、めまい、ビネット、非乗算アルファ、ウェーブ、ホワイトバランスポスタリゼーション、ノイズの低減:HQ3DN、ノイズの低減:スマートブラー、ノイズの低減:ウェーブレット、RGBシフト、回転とスケーリング、ルットエトラアイザー、彩度、スキャンライン、セピアトーン、シャープ、サイズと位置、スケッチ、スポットリムーバー、スタビライズ、スワール、テキスト:3D、テキスト:シンプル、テキスト:HTML、しきい値、タイマー、トレイル、めまい、ビネット、非乗算アルファ、ウェーブ、ホワイトバランスアルファ、ウェーブ、ホワイトバランスの非乗算アルファ、ウェーブ、ホワイトバランスの非乗算
360°動画フィルター:
正距円筒マスク、360:正距円筒から直角、360:半球から正角、360:直角から正角、360:安定化、360:変換
音声・動画クリップの速度効果
クリップのリバース
動画スコープ:ヒストグラム、RGB パレード、RGB 波形、波形、ベクトルスコープ、ズーム
テキストのタイトルテンプレート:HTMLフィルター
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:20.07.11
入手方法
下記から「Shotcut」をダウンロードします。
Shotcut – 公式ページ
解凍するだけで直ぐに使えるポータブル版もあります。
解凍ソフトがない場合には、インストーラー形式で配置可能なのもあります。
インストール手順
今回は、portableapps.com で入手可能なポータブル版をインストールしました。
ダウンロードした「ShotcutPortable_20.07.11.paf.exe」をダブルクリックします。
後は、細かい設定は不要でインストールされます。
インストーラーが置いてあるフォルダの配下がデフォルトのインストール先になっています。
解凍ソフトがインストール済みだと思うので、Shotcut 公式サイトのポータブル版が一番簡単かも。
日本語化
日本語もサポートしているので日本語化も簡単。
設定の言語から日本語を選ぶだけ。
日本語を適用するのに Shotcut の再起動を尋ねてくるので、
Yes を選択すると自動的に日本語を適用し再起動してきます。
メイン画面
表示言語を日本語に選択時の画面。
各種メニュー
ファイル
編集
表示
設定
ヘルプ
トピックス・FAQ・チュートリアル・掲示板は英語です。
その他(タイムライン)
対応OS
Windows
Linux
Mac OS X