牧場入り口の簡易舗装完了! 「自力で道を守る生活」 | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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ホットな毎日。

わたくしが子供のころには「酷暑」「熱中症」という言葉はなかったですね。

夏の暑さも、今のような「日陰でじっとしていても滝のような汗が噴き出る」記憶がなく、

「夏は大好き、いくら暑くても平気~」といっていたあの頃が懐かしいです。

 

今は日も長いので作業開始時間をずらしていますが、地元の農家さんはこの暑さでも時計通りに作業されています。

4時半ごろに戻ってくる高齢者とすれ違う時には

「熱中症、大丈夫かな」と心配になります。

40歳を過ぎると、喉の渇きなど体調の変化に気づくのが遅れるそうです。

 

暑苦しさを増すヒメヒオウギスイセンを眺めながらゴミ出しへ。

生コンを張ると最低3日は通行できませんので、その準備です。

続いて滋賀の夫Tに結婚5周年祝いを送りに行こうとしたら、猫がぐんなり溶けていました・・

丸刈りにした犬も日陰であえいでいます。

郵便局からの帰り道に見つけた、新しい看板!

牧場入り口から伊予ヶ岳方向に歩いて数分、気になるので道路が固まったらすぐに行ってみます。

本日の戦利品、夏休みの工作用。

100円均一の150円商品です。何に使うのかはお楽しみ(*゚ー゚)

そして午後3時。

溝を掘って待機していたところへ、生コンのミキサー車が来ました。

わだちの部分のみの舗装、1立米の生コンを少しづつ流してもらいます。

道に落ちている流動体を見ると、即座に脳内で牛ふんに変換してしまう田舎者です(゚∀゚)

溝の中に埋め込み、平らにならします。

往復の待ち時間は、昨日刈った草のひっくり返し。

田舎の待ち時間は景色が美しいので退屈しません♪

鳥の声しか聞こえない静かな世界、トラックが戻ってくるのがかなり遠くからでもわかります。

雨が降るときも、雨音が近づいてくるのがわかるのはちょっとした贅沢です(*゚ー゚)

4回目の生コンはバケットにすくって、少ないところへ足しました。

一番上に「通行止め」の看板と熊手を設置。

宅配便が来たら、軽トラでわだちを踏まないようにして取りに行きます。

砂利が流れて年に数度も整地する手間がかなり軽減されるでしょう。

きちんと枠を組み、ワイヤーメッシュを入れて分厚く舗装すれば何十年も持ちますが、費用ももちろん数十倍です。

交通量の少ない道で費用対効果を考えるなら、これでひとまずオッケーです。

大雨の時に道の脇へ排水するよう、溝を切って作業終了。

都会に住んでいると「道を守る」「道を管理する」という感覚がわかりませんが、田舎暮らしだと全額自己負担になることがあります。

例えば軟弱地盤で、公道から500メートル奥まっている家を買った時、砂利道だったら大変です。

二輪駆動の車が上がれず、自費で舗装するとなると・・

家が一軒建つ金額が必要になります(´Д⊂)
 

自宅に戻ってエンジン式のケルヒャーを出し、重機の洗浄。

足回りにもびっしりコンクリがついているので、丁寧に洗います。

40分後、車体全部も洗ってすっきり♪

グリスアップも終えキャタピラも張り直したばかり、夏の大仕事を無事終えてくれて感謝です。

夏バテ知らずの馬たちに餌を与えてほっと一息。

パンダのダイエットが順調で、ようやく馬らしくなりました(笑)

これで6月からの角馬場作り、丸馬場の柵なおし、スロープ作り、舗装のすべてが完了\(^0^)/

オーバーヒートを避けて朝夕に集中することで、己の体調も管理しながら余裕を持って作業できました。

2月に整地した竹やぶコースのスロープもそろそろ固まってきて補正が必要なので、いまのうちに見てみます。

 

夜はイワシのかば焼きでささやかにお祝い。

うなぎは完全養殖の技術が流通に乗るまで控え、天然物が増えるのを待つ派です(´ω`*)

気軽に食べられるまでに個体数が戻ったら、白焼きでピールを飲むのが夢ですね。

 

明日の朝は久しぶりにゆっくりします。