物干し新調&根元が折れたハンノキ除去  | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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寝起きの体の動きが悪かったので、朝イチは台風15号でぶっ壊れた物干し台を新設しました。

2007年の移住時に買った古いものは後日取り外します。

古着を入れた猫ホイホイに、たるたるが入っていました。

重機にチェーンソー2台を積んで、伐採スタート。

ミラーレスカメラを持って行って壊れると困るので、ここから先はガラケー撮影です。

モリアオガエルの雌でしょうか、美しい色彩のカエル発見。

ヒキガエルも含め、今年はカエルとの遭遇率が高いです。

台風のせいでしょうか?


淡竹の中に生える、割れた樹皮を持つ硬い木。
地元の方に「ハンノキ」と教えてもらいました。

燃やすと煙も少なく火持ちが良く、炭にするのにも良いそうです。
台風15号で道に寄りかかったまま根元が折れてしまい、危険な状態に。

このまま営業再開したくないので、気合を入れて作業します。

 

健康そうに見えた幹にはうろ(空洞)が入っていました。

うろのある木は予想よりも早く倒れることがあるので、チェーンソーの先端を使って腰を引いた状態で伐採します。

中腰でいつでも逃げられる状態を作るのは、馬との接し方と同じです。

周囲の竹を切り、10mのスリングベルトを巻いて上の道から重機で引っ張り出せました。

切れると危険な硬いワイヤーよりも安全で、予備を含め3本持っています。

幹は道の端に置いて、朽ちるのを待ちます。

1時間半後、安心して歩ける馬道ができました♪

毎年冬に伐採をお願いしている林業プロの友人が来るまで待とうかどうかしばらく考えた上でのシングル強行でしたけれど、思ったよりうまくいって大満足。
横滑りしやすい泥斜面に重機が入れる日は晴れが続いた後に限られており、オープン前にギリギリ間に合って良かったです。


午後はチェーンソーを点検してもらい、ボランティアさんの忘れ物をゆうパックで送り、コンビニで罹災証明用の写真をプリントしてきました。

噂では「一部損壊で5000円~」と聞きましたが、実際のところはどうなのでしょう?

・・2軒+ひさしの写真代ですでに1500円かかっています(笑)

重機を出して放牧場の汚泥をはぎとり

砂利を運び、10/25の大雨でえぐれた道の修正。

二度の台風でも、奇跡的に丸馬場の柵は無事でした。

わたくしが復旧作業時に切り株を落とし、横木が2本割れたのみです。

去年の夏に亡くなった犬が守ってくれたのかなあとふと思うと、涙が止まらなくなりました。

牧羊犬だった彼の存在は、わたくしの誇りでした。

台風被災後からずっと緊張が続いていました。

感情が緩むのは、日常を取り戻し始めた証拠ですね。

 

暗くなってからもケルヒャーで汚れた馬具の洗浄。
明日は波板での横壁張りからスタート予定です。