調馬索と山芋のむかご採り | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

海の近い、予約制の小さな牧場です。体験乗馬ほかホースリーダープログラム・外乗・はだか馬・馬のマッサージ・宿泊・撮影プランもご用意。
単身運営のため、ご予約はなるべくメールにてお願いします。

朝イチは調馬索体験。

放牧場から出した馬のエレガントなエスコートからお伝えしています。

自分が他からどう扱われたいか、という意識に置き換えることが大事です。

 

コツがつかめると、人と馬の動きがなめらかにシンクロしていきます。

群れで暮らす馬たちは立ち位置、角度、体の向き、距離で絶えず会話し続けているのです。

そこへ割って入る人間は、当然それを理解していないといけません。

練習中、柵の外に山芋のむかごを見つけたら、脳内メモリがそれでいっぱいになりました(゚∀゚)

去年伐採して日当たりの良くなった崖に、たくさん生えています。

熟したものはパラパラ落ちますので、下に帽子を当てました。

親芋ほどの粘りもなくほくほくした食感で、あく抜きいらずのお手軽食材です。

イノシシに採られることもありませんので、黄色い葉っぱを見つけておけばゆっくり収穫できます。

良く洗ってお米の上に乗せ、塩とお酒を入れてシンプルな炊き込みご飯にしましょう。

好物はむかごのおにぎりです♪

 

しいたけもゲットして、充実の調馬索体験になりました(*゚ー゚)

お昼時、川辺にいた青いゴイサギについて調べていたら、

「夜空でクワッと鳴く鳥」ということを初めて知りました!!

ずっとカモの仲間だろうと思っていて、長年の謎が溶けました。

 

午後からはちびっこ乗馬。

子供たちの声を聞くと元気が出ますね(*゚ー゚)

地元の方と台風の被害について話したり、「知らない人の自宅へのアポなし来訪は絶対NG!」と共感しあうのも楽しいものです。

 

二か月の復旧期間を経ての再オープン直後、仕事が入ると本当にありがたいです。
「なぜボランティア公募をやめるのですか」と問い合わせをいただいたのですが、単身運営では

「営業中に丁寧に説明したり、どなたにもできる作業を用意しておく余裕がなくなる」からです。
 

台風の復旧作業はまだありますがお天気次第ですし、営業中はお客様対応が最優先。

次の予約までの間に馬たちも整えないといけませんし、
「お手伝いをしたい」という熱意を持って遠方から高速で来てくださった方を、急なご予約で何時間も放置プレイできません。

自身も不器用な一点集中型、

「オープン後はお客様限定にして正解だった」と再認識できる一日でした。

 

明日は撮影の準備です。

大気が不安定で、お天気が持つように祈っています。