台風15・19号で飛んだひさし補修スタート 壁撤去と車庫の土手 | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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馬房で朝食を終え、放牧に出されるナックル。

盛大に転がるのはお約束です。

馬カフェのトイレットペーパーホルダー。

ロールが交換しにくくなったものを外して

Amazonでポチった品に付け替え、消音機で壁の穴を隠しました。

ちょっとした小物も置けて便利です。

今は台風復興で大工さんも大忙し、こういった小物設置に来てくれる人はいなさそうです。

この先の時代、最低限の工具を揃えてのDIYは必須スキルになるでしょう。

 

昨日ビス止めに使った梯子を引っ張り出し、「ガシャーン!」とわざと大きな音を立てて落とします。

馬たちがあらゆる刺激になれるよう、心がけている動作です。

驚いて向こうに行ってしまうのは、半分アラブの血を持つドウだけです。

単管の端材とクランプで簡易角材置き場作り。

4mもあるものを床起きしないで済みます。

お次は車庫の土手直し。

重機を出して杉の丸太と

台風で倒れて伐採したコナラの丸太を運び

幅を拡張したことで足りなくなった土手の延長に使うことに。

まずは土手を削って

丸太を押し込み

土をならして砂利を入れました。

車から降りると右下がりの斜面でよろめくことがありましたが、今日から楽に乗り降りできそうです。

 

午後からようやくひさしの補修へ。

馬たちを放牧に出すと、ドウとコメリが喜びの横蹴りを放っていました。

「嬉し蹴り」と呼んでおり、ヤギも同じようにねじれ飛ぶことがありましたね。

蹴りが当たれば骨の一本くらいは折れるでしょうから、馬たちのテンションが上がり過ぎたら素早く離れるのが正解です。

 

強い西からの雨風を防ぐために作った壁。

4年ほど前に買ったシートも2度の台風直撃でぼろぼろです。

 

シートをはがすと、もっと前に張ったコンパネがあらわになりました。

暑い夏の日に、汗だくで持ち上げてコンパネ用のクランプにはさんだことを覚えています。

「あの頃は若かったな」と思える仕事です(笑)

今はもう、重くて大きなものを高いところまで一人で持ち上げようという気力がありません。

 

板をはずし終えて、ティータイム。

羽化後のミノムシ。

今の日本ではかなり減っているそうです。

子供のころ、みのを壊して毛糸くずの中に入れて遊んだものです。

カラフルな住処を作る様子を、今の子供たちにも見せてあげたいです。

 

梯子も重機も自分も、みんな泥まみれ。

水が沸く泥地で、雨が上がっても延々と水が染み出てくるのです。

地面を深く掘ると、すぐに水がにじみます。

昔は用水路なしに田んぼが作れる、お金になる土地だったのです。

 

夕方4時過ぎには工具を片づけていかないと、あっという間に暗くなります。

壁・ビフォア。

アフター。

横からの風雨で馬たちが濡れないよう、体力&お天気と相談しながら焦らずに作業を進めていきます。
体力ゲージは70%のまま、明日は出張講習です♪