「9」のつく日は空倶楽部の日。
空倶楽部、四月のお題は「花と空」。
4月7日早朝、金沢市伏見川にて
Sony α99 Vario-Sonnar 24-70㎜/f2.8 (f/5.6,1/200sec,ISO100)
空倶楽部のお題の日に合わせて「桜の写真を...」と思うと、
この時期、北国に住む者にとっては実に悩ましい。
というのも、まず咲いているかということが心配で、年によっては開花すらしてないこともあるからだ。
さらに撮影が週末に限られるサラリーマンにとっては天候も気になるところだ。
今年、なんとか桜は開花したものの、
その直後の日曜の天候は終日曇りで、しかも下り坂との予報。
それで、とにかくその日は桜に集中することにし、
どこへ出かけるにもカメラを持ち歩いた。
ところが...。
市内中心部の広坂、兼六園、金沢城と、
桜の名所とされる場所を時間をかけて回ったが、
どこもまだまだ三分咲きといった程度。
さらに予報通り雲の多い日で空は灰色、光量も乏しく、あまり納得のいく写真とはならない。
それで結局は、早朝の散歩時に撮った写真、
自宅付近を流れる川のほとりの桜景色にやむなく落ち着いた次第である。
その桜は陽あたりが良かったせいか五分咲き、
見方によってはたわわに咲いているようにも思えた。
話は変わるが、家内が時々、整理途中の写真をのぞきにくる。
いっしょに出かけた後などはとくに気になるらしい。
その日もそうで、そして、こんなことを言う。
「桜なら兼六園で撮った写真のほうが金沢らしくていい」と。
納得がいこうがいくまいが、散歩の途中に撮った「ありふれた風景」よりはマシなのだそうだ。
手厳しいが「なるほど」と納得もできる。
確かにありふれてはいる。しかしその一方でこうも思った。
「かのん」との一週間ぶりの散歩で味わった早朝の清々しい空気感、
さらに、仕事からの解放感が桜の景色の中に溶け込んでいるようで、
自分にとっての格別な風景でもある、と。
そして、それがこの写真を選ばせた理由であったかもしれない。
花のサンフランシスコ スコット・マッケンジー
San Francisco - Scott McKenzie
豪華な川沿いの桜並木♪
福井の足羽川河畔にもこんな感じの景色があることを思い出しました。
少し(大分・・・か(笑))遅いようですね。
どうやら、六甲の麓の散り染めには間に合って帰って来れそうですが、
桜を見るのを諦めていた今年の私には嬉しい限りです。
まず「ありふれた…」ではない事を最初に。(笑)
この自然、この景色、そしてこの近くにお住まいと
言う環境!どれも特別なことのように思います。
そして、この描写力、撮影テク、も ありふれて
いない素晴らしいものであると しつこく(笑)
申し上げますね!
「ありふれた…」が「幸せ」と表裏一体である
ことを教えてくれた素敵な1枚です。
ありふれた風景を今年も見事なでを魅せてくれた一枚。
いいですね~。ありふれたと思う毎年の日常が実はとっても新鮮でほんと巡り会う幸せだと思います。
そしてその向こうの山並みには
確かな芽吹きの萌黄色のふわふわが見えます
突き抜けるような青空でなく 春霞そのもの・・・
霞みは春の季語
万物の姿がほのぼのと薄れてのどかな春の景色
これが夜になると季語は「朧」と転じます
最近朧の俳句を多く詠みました(*^_^*)
どりらも好きな季語です
いつも見れる風景ではないと思います。
ありふれたと感じられたのは、撮られた方の至福の時
ではなかったかと・・・・。
お幸せだから、ありふれたと感じられたのではないかと・・・・。
今日は大阪も寒くて自宅篭りの日でした。
美しいです。
ほんのりと桜色 優しいお写真です。
本当に短いので
なかなかいい写真が撮れません。
週末カメラマンにとっては
見頃の場所を探すのが
まず一苦労です。
応援ぽち
足羽川沿いの桜!
長く忘れていた風景を思い出しました。
私の中では川沿いの桜風景ナンバー1です。
福井に住んでいたころ
つらい仕事の中でずいぶんと癒されたものです。
今年はダメですが
来年は見に行こうと思います。
思い出させていただきありがとうございました。
過分なお言葉恐縮です。
撮影テクもなにも
ただコントラストと彩度を上げて
シャッター押しただけです(笑)
ひとつだけ!
記憶やこころの動きと結びつく
そんな景色が撮れたらいいな、と思います。
lunayaさんのように。
ありふれたと思っても
その人にとって特別なら
それはもうありふれた景色ではありませんね。
なんとか、その「特別」を伝えられたらいいのに
と思います(笑)