シックス・センス他、実はもう死んでいた・死に際の幻想という映画 まとめ(「エターナル」追記) | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

(最終更新2020年8月29日)
本日は、けっこう多いパターンの「主人公、あるいはその周辺の人物が実はもう既に亡くなっていた」というオチのオカルト・ホラー・スピリュチュアル映画をまとめてみました。

シックス・センス他、実はもう死んでいた・死に際の幻想という映画 まとめ


シックス・センス


有名な精神科医のマルコムは、ある日、10年前に救う事の出来なかった患者、ヴィンセントが家に押し入り撃たれてしまう。
その直後にヴィンセントもピストル自殺。

銃弾に倒れた日からずっとマルコムは、ヴィンセントを救えなかった事を悔いていた。
そして…一年後のフィラデルフィア。
マルコムは、ヴィンセントとよく似た症状を抱えた少年、コールの治療のためにこの街を訪れた。

コールは常人には無い特殊な"第6感"、死者を見る事ができる能力を持っていた。
だが、そんな事、誰も信じてくれないでいた。
それ故に周囲から浮きまくるコールだった。
かつてのヴィンセントとまるで同じ事を訴えるコールに、
傷つけまいと細心の注意を払いながら接するマルコム。
そうするうちに2人の間に少しずつ築かれて行く絆。
その2人の信頼関係によってやがて、
死者たちがコールを通じて訴える人の世の隠された真相が明らかにされてゆく。

今回はコールを信じてあげる事が出来て、その結果、ヴィンセントと同じ苦しみから救う事が出来たと安堵するマルコム。
しかし、最後には思いがけない真実がマルコムを待ち受けているのだった。
《さて、誰が実はもう死んでいた?》

韓国映画 エターナル


証券会社の支店長カン・ジェフン(イ・ビョンホン)は、それが家族のためだと信じ、英語教育のため息子と妻スジン(コン・ヒョジン)をオーストラリアに留学させ、自分は韓国に残り、懸命に仕事に励んでいた。
しかし2年後、会社が莫大な不良債権を出して倒産。
安定した収入も、仕事も、社会的信用も、
年月を掛けて築いてきたすべてを、一瞬にして失ってしまう。
ジェフンは、精神安定剤が手放せない暗く淀んだ心境で、心の安息を求めるかのように、家族が暮らすシドニーへと向かった。

ところが、その家を初めて訪れたジェフンは、妻が隣家の男性と親密そうに過ごす様子を見てしまい、ショックを受けて家へ入る事が出来ず、逃げるように立ち去ってしまう。

家族も、仕事も、何もかも失ったという思いの彼は、行く当てもなく、少し離れた場所から通い、数日間に渡って、妻と息子の様子を物陰から見守り続ける。

一方その頃、スジンの家の近くで、ワーキングホリデーでシドニーに働きに来ていたジナという女性が、悪い韓国人グループに騙されて全財産を奪われていた。

夜、ふらつきながら歩いているジナを見かねて、ホテルまで送り届けるジェフン。

翌日、海辺で再開したジナは、ジェフンに「あのお金を取り戻さないと帰国出来ないんです!」と協力を求めて来た。
妻と隣家の男の間柄が気が気でないジェフンはそれどころではなく突き放そうとするが、泣かれてしまい、
渋々、協力する事になる。

途方に暮れながら、これからどうすればいいのかを模索する二人だったが、最後には冷酷な真相を突きつけられる事となる。


グッドナイト・マミー



母親と静かな湖畔で暮らす9歳のエリアスとルーカスは双子の兄弟。
母の留守中、彼らは暫く2人きりでお留守番の日々を送っていたが、ようやく母が戻って来た。
しかし…母は、事故に遭い顔を損傷したために形成手術を受け、まだ顔面を包帯でグルグル巻きにしたままだった。
それからというもの、どこか以前とは別人のように冷たい態度の母に戸惑いつつ違和感を感じる兄弟であった。
母親を名乗っているが偽物ではないだろうか…エリアスとルーカスはそんな猜疑心に囚われて、母ならば当然わかる筈の問い掛けをしてみるのだが…。
《さて、誰が実はもう死んでいた?》

映画 トライアングル

(リンク先に恐怖のネタバレあり)


映画 ハウンター

(リンク先に簡単なネタバレあり)



パッセンジャーズ


クレア・サマーズはセラピストをしていた。
ある日クレアは、飛行機事故で生き残った5人を受け持つことになった。
グループカウンセリングをする度に、窓の外から、様子を窺っているような人物の影を目にし、どうもそれが気にかかるクレア。
そうこうするうち、やがて、メンバーが一人ずつ消えていくという不可解な現象が起こり始める。

クレアは徐々に、航空会社が自社の過失を隠蔽するための組織ぐるみの犯罪を行っているのではないかと大それた疑念を抱くようになる。
つまり不都合な証言をされる前に、生存者を口封じのために狙っているのではないかと推察したのだ。

クレアは事故の真相を探るため、航空会社代表のアーキンに話を聞くが、相手にされない。
彼は何かを隠しているようだった。
また、度々、クレアは姉のエマを訪ねるが、その度に姉は不在でいっこうに会えない。

さまざまな不審な出来事が相次ぐが、最後にクレアが辿り着いた真相は乗客乗員、全員死亡という「へっ?!」なもので、航空会社の隠蔽とか全然、関係なかった。
カウンセリングの患者は、みんな死者だったのだ。
自分の死を認め、受けとめた者は、成仏して消えって行っただけというシンプルな話だったのだ。
そしてカウンセリングの患者のみならず、実は○○も、もう死んでいた
《さて、誰が実はもう死んでいた?》

リプレイ


(映画化の話が出ながらも、まだ実現していない小説)
ラジオ局ディレクターのジェフは、43歳で心臓発作のため死亡するが、気がつくと18歳の学生時代に戻っていた。
すべての記憶を持ったまま何度もリプレイを繰り返すものの、
その度にリプレイ期間が短くなってゆき、主人公は人生にとって本当に大切なものは何かを学んでいく。
《あれ?もう死んでいる筈なのにおかしいな?》

ドリームハウス


ウィル・エイテンテンは務めていた出版社を思い切りよく退職し、いそいそと、妻と二人の娘たちが待つ購入したばかりのマイホームへ向かう。
彼はこの新しい家で小説を書きながら、家族と共に素晴らしい人生を再スタートさせる事にしたのだ。

ところが、住み始めて間もなく、娘らが幽霊らしきものを見たと言ったり、謎の男が自宅を覗きこんでいたりで、セキュリティ上の問題が浮上してくる。
その上、自宅の地下には勝手に不良っぽい少年少女たちが侵入し
「一家惨殺のあった現場」だとか「空き家じゃなかったのか?!」などと、すっとぼけた事を言う。
家族を守らなければという思いから、ウィルは不審な謎の男が再び現れた時に警察に通報するが、
何故か警察はマトモに取り合ってくれず、すぐに引き上げて行ってしまう。
やがて、この家で、過去に一家皆殺しという悲惨な事件があったのは事実であった事が判明し、
しかも、その犯人は精神に異常をきたした家族の父親だったらしいという事がわかる。
今現在は精神病院で暮らしているというその男についてウィルは独自に調べ始めるが、その事件の裏側には仰天の真実が隠されており、謎が解き明かされて行くにつれて、大切な妻と二人の娘の存在が希薄になって行き…ウィルは自分が過去の忌まわしい記憶を封印していた事に気付かされるのだった。
《さて、誰が実はもう死んでいた?》

ビジター


郊外の一軒家で暮らす小説家のジョナサンと妻のアディー。
彼らは最近事故で幼い息子のトーマスを亡くしたばかりであったが、2人で寄り添い、なんとか悲しみを乗り越えようと努めていた、

そんなある夜、彼らの家に突然、レイチェルと名乗る若い女性が助けを求めにやってきた。
彼女は、ガスマスクを付けた妙な男たちに追われていると訴える。
ジョナサンは警察に電話をしたが、電波状況が悪いのか相手の声は聞こえるが、こちらの声が向こうに聞こえない様子だった。

夫婦はレイチェルを一晩匿う事にするが、結局、正体不明の男たちが押し入り彼女は連れ去られてしまう。
ジョナサンとアディは、恐ろしくなって戸締りをしたが、男たちはまだ家の周辺をウロついている様子だった。
このまま無防備ではきっと次は自分たちが、あの男たちに襲われるだろう。
そう考えジョナサンは自己防衛のために銃を取りに行く。
ところが、あった筈の銃がなくなっていた。

アディの元へ戻ったジョナサン。
二人は、なんとかガレージまで辿り着き、
車に乗り込むと走り出そうとするものの、何故かエンジンが掛からない。
仕方なくジョナサンがボンネットを開けて配線をいじりエンジンを治そうとした。
その間に、またしてもガスマスクの男が近づいて来た。
ジョナサンは、うまく気付かれずに男の背後に回って、
男を殴り気絶させる。
そしてガスマスクを取って見ると、それは男ではなくレイチェルだった。
レイチェルが彼らの一味だった事に驚きつつも、アディを連れて、連中のアジトに侵入した。
そこにはジョナサンら家族の記事や写真。更には家の周辺の地図までもあった。
連中の目的がわからず、得体の知れない戦慄が背筋を走る2人。
だが…その後、2人で会話していると、
少しずつ、少しずつ、薄皮が剥がれるように思い出される悲しみの向こう側の何か重大な事…。

一体、レイチェルは何者なのか?
彼らの目的は何なのか?
悲しみを胸に抱えた夫婦が右往左往した果てに、
明かされる謎の答えとは…?
《さて、誰が実はもう死んでいた?》