8月4日に参加した「重症心身障害児(者)対応看護従事者養成研修」の続きを書きたいと思います。
医療のお話の次に、「重症心身障害児(者)の看護」についてのお話がありました。
講師は天竜病院の看護師さんでした。
天竜病院の重症心身障害児(者)病棟には、幼児期から老年期までの、幅広い年齢層の患者さんがおり、障害の程度も様々な方が入院されています。
病院と施設では環境が少し違いますが、生活のケアがメインであり、日々のケアの中で気をつけていることは同じなのだなぁと感じました。
特に重症児(者)のケアに必要な6つのポイントとして、看護の基本になることを挙げていました。
①よく観る ②よく触れる
③よく聴く ④よく嗅ぐ
⑤よく話す ⑥よく考える
この中で特に「触れること」の大切さを説われていました。
身体に触れることで、体温計の数値だけからはわからない体温の変化に気づいたり、身体の緊張が伝わってきたりと、触れることは身体の変化を感じるのにとても重要なことです。
又、触れることはコミュニケーションになり、安心感にもつながります。
「ほっぺに触れられるのが好きな方も多いです。」というお話もありました。
私が今まで病院などで経験してきたものは、まず患者さんの症状を聞いて、状態を観ていくということが多かったです。
今は、自分から訴えることができない方がほとんどの為、こちらからよく観察し、苦痛がないか?してほしいことは何か?に気づくことが大切となります。
もう一度初心に戻り、講師の方が言われていた、「アンテナを高く!!」ということを、これからも意識していきたいと思いました。
今回の研修を受けながらふと思ったのですが、「それあ〜ど」では、日々これらの大切なことをスタッフ皆がとても自然に行っているなぁと思いました。
周りのスタッフの気づきから、私は学ばせてもらっていることが多いです!
最後はグループワークを行い、講義を聞いての所感を話し合うなどしました。
司会になってしまいかなり焦りましたが、皆さんそれぞれがしっかり講義を聞いており、自分の意見や感想を述べてくださいました。
グループの中には、浜松の訪問看護師の方がいらして、同じ利用者さんを知っていたりと、地域の繋がりを感じられて嬉しかったです。
9月には、実際に施設での1日実習がありますので、またそちらでも色々吸収できたらいいなと思います。
生活介護 それあ〜ど 看護師 角井
NPO法人Harmony理事長・池谷が贈る渾身の第1弾メッセージ集!
『こう考えれば、もう少しがんばれる』
~どんな場合でもめげない考え方の習慣~
全国有名書店、Amazon、楽天ブックス、TSUTAYA、ローチケ、bookfun、紀伊国屋書店、ジュンク堂書店他のインターネット書店から予約・購入できます!
NPO法人Harmony ホームページはこちら
メルマガ購読他、様々な特典が受けられるハーモニー会員へのお申し込みはこちら
心の相談事業部~プロムナード~ 活動専用ブログはこちら!
NPO法人Harmony理事長の個人ブログ「生きてるだけで丸儲けっ!!」はこちら
↓ ブログランキングにご協力お願いします_(._.)_