大戸見の廃隧道 | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】不明
【所在地】君津市大戸見
【竣工】不明
【延長】約80m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約3m(目測)

 

2018年4月8日訪問

前回(2014年4月13日)

 

 

君津市大戸見の林道?にて。今いるのはこの辺り(←クリック・地理院地図)。昨日の記事で取り上げた水路隧道のほぼ真上である。このまま林道を奥に進む。

 

 

この道、崩落している箇所を除いては基本的に2メートル以上の幅員が確保されている。昔は自動車も通っていたのだろうか?

 

 

といっても、今ではこんな具合で崩落している箇所もチョクチョクとある(^-^;

 

 

砂防ダムが何基か見える。先程まではるか下に見えた谷底が急速に道に近づいてきている。

 

 

もうすぐ最後の難所?

 

 

この先で赤線のように道はカーブしている。

 

 

カーブの先が(隧道までの)この道の最後にして最大の難所。

 

 

道が完全に崩落している。ただ、高さがないので怖さはない。

 

 

崩落地帯をすぎると再び幅員2メートルの安定した道が復活。

 

 

いつもながら、こういうところを歩いているとゴキゲンになる。

 

 

隧道の手前にある桜の倒木。4年前の春に来たとき、まだ倒れた直後だったようで、なんと倒れながらも花を咲かせていた。毎年春になるとこの木のことが気になっていたのだが、再訪が延び延びになっていた。残念ながら、もう桜は花をつけてはいなかった。

 

 

さて、いよいよ隧道だ。

 

 

南側坑口。

 

 

坑口の右に炭焼窯の跡らしきものが残っている。

 

 

さて、それでは隧道に。隧道は4年前と特に変わらず無事な様子。

 

 

南側坑口から内部を望む。

 

 

内部から見た南側坑口。

 

 

洞内は無茶苦茶な片勾配になってそうに見えるが、実際はそれほどでもない。地層自体が傾いているよくあるパターンだ(^-^;

 

 

途中、こんなワイルドな箇所も。

 

 

洞床には細かい砂が積もっている。

 

 

そして、山の仲間達の足跡が、、、 ここで隧道キャンプやったら夜中に来てもらいたくないお客さんが通りそうだ(^-^;

 

 

山の仲間達はどんなことを考えながらこおを通っているのだろう、、、

 

 

もうすぐ北側坑口。以前と同様に崩落で半分ほどふさがっている。

 

 

坑口から身を乗り出して見える景色はコレ。言うまでもなく、トンネルは交通のための施設なので、抜けた先にも当然道がなければならない。だが、ここは道らしきものの存在が全く伺えない(^-^;

 

 

気を取り直して穴から這い出し振り返り。

 

 

北側坑口。写真はパノラマ合成。

 

 

場所を変えてもう一枚。こちらもパノラマ合成。坑口を見上げるようになっている。

 

     ※     ※     ※

 

さて、実はこのシリーズ、まだもう一回分続きがあるのだ。たぶん、、、近いうちに掲載予定。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画

 

 

 

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