四等三角点・山中 | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【点名】山中(やまなか)
【基準点コード】TR45340434501
【等級種別】四等三角点
【所在地】山武郡芝山町大字山中字合ノ谷797番
【選点】1981(S56)年5月14日
【設置】2003(H15)年12月7日
【緯度】北緯35度42分03.4588秒
【経度】東経140度26分23.4281秒
【標高】5.94m

【訪問日】2019年1月20日

 

 

山武郡芝山町山中、現在地はココ(←クリック)。左の道は、地理院地図には無視されている細いものだが、いかにも旧道風。ということで、1976年1月に撮影された航空写真(CKT7413-C13A-64)を確認すると案の定、西にある2ヶ所(そちらは地理院地図にも記載あり)と同様に旧道だったことが判明して満足。って、こんなことやってるから無駄に時間が過ぎるんだよな(^-^;

 

 

300メートル程進んで、現在地はココ(←クリック)に移動。「山中古道入口」の看板が。とても気になるのだが、この山中古道を進むと、出発した芝山公園に戻ってしまう。ということで、後ろ髪を引かれる思いで前進(^-^;

 

 

前方右手に橋が見える。栗山川の支流である高谷川(たかやがわ)に架かる高谷橋だ。

 

 

西側まで来た。今回はこの橋が目当てではない。

 

 

橋の西側袂にある灌漑事業の完成記念碑。この近くにあるはずなんだけど。。。

 

 

木製の三角点表示杭だけがあった。。。キョロ (。_。 ) ( 。_。) キョロ 

 

 

あった。

 

 

記念碑より数メートル道路よりの土手状になった場所に草に、埋もれかかった標石と保護石があった。

 

 

とりあえず、靴底で雑草を撤去(^-^;

 

 

四等三角点なので、小さめの標石。

 

 

電柱の影が嫌がらせのように邪魔(^-^;

 

 

ここが選点されたのは1981(昭和56)年5月14日のこと。だが、設置は2003(平成15)年12月7日となっている。なぜ20年以上のブランクが?

 

 

実は、平成15年に、埋め直されているのだ。点の記に「平成15年12月7日 傾斜改埋」と記載されている。なお、以前の標石は1981(昭和56)年5月18日に設置されている。

 

 

標石が傾斜した原因は何だったのだろう?高谷川が氾濫でもしたのだろうか?(^-^;

 

 

 

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