部原の機関銃陣地 | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】不明
【所在地】勝浦市部原
【竣工】1945年頃?
【延長】約30m(目測)
【幅員】約0.8m(目測)
【高さ】約1.8m(目測)
【訪問日】2019年5月5日

 

 

今年の5月、GWももう終わりという時期に、戦跡のこわいおじさん達とキャンプに行った時の話。

 

夕食の買い出しに、勝浦のベイシアに向かっていたところ、戦跡ガチのこわいおじさん(以下Y氏)が、ふとあることを思い出した。「おい、PAPAGENO、この前アップしてた写真、ありゃどう見たって地下壕やろ!どこなんや、今すぐ案内せいや!」とおかんむり。

 

ということで、やってきた。自称ガチじゃないこわいおじさん(以下M氏)も、「ったく、お前の目は節穴か?」と同意している。

 

ということでやってきた。

 

 

「こ、こ、ここでございます」

 

 

「なんや、これぐらいスコップなんか要らんわ、袋だけ敷けや」というと、素早く足から入り込むY氏。

 

 

あっという間に穴に吸い込まれていった。

 

 

続いてやってきたM氏も、「なんだー、楽勝じゃないか」と同じくスルスルと。

 

 

続いておいらも。ま、まぁ、なんとか入ることできた。確かに地下壕だ(^-^;

 

 

10メートルほどで右折。正面には爆風よけがある。

 

 

そのまま下りながら進むとまたもや正面に第2の爆風よけ。そして、面白いのだが、坑道はそのすぐ左脇に伸びている。

 

 

そして第3の爆風よけ。今度は坑道は右に伸びている。

 

 

その先に銃室。

 

 

銃眼。埋まっているようだが、かろうじて外に通じている。

 

 

とりあえず一通り見たので、引き返す。規模の小さい機関銃陣地だが、爆風よけが3つ。攻め込まれてきても、少しでも長く弾丸を打ち続けたいという意思だったのだろうか?

 

     ※     ※     ※

 

 

8月に再度訪問したときに撮影した動画。

 

 

 

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