復活!!明治生まれの素掘りトンネル~三宅谷隧道(2020年) | 道にあるちょっと古いもの

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【名称】三宅谷隧道(みやけやつずいどう)

【所在地】千葉県茂原市渋谷/長尾

【竣工】明治末頃(写真で見るもばら風土記シリーズ17『トンネルのはなし』より)

【延長】53.0m(同上)

【幅員】2.9m(同上)

【高さ】2.4m(同上)

【訪問日】2020年7月12日(前回:2019年9月29日)

 

 

昨年9月、何気なく茂原市の三宅谷隧道を見に行ってみたところ、驚いた。東側の坑口が崩落で埋まりかかっているではないか。その時は当分復活することはないだろうと思っていたのだが、7月に近くに行くことがあったので、ついでに行ってみた。上の動画はその時の模様。

 

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てっきりまだ埋まっているものと思っていたのだが、隧道は見事に復旧していた。刷色取材開始。

 

 

崩落以前、東側の3分の1は水没してヌタヌタになっていた。しかし、今回は水抜きも実施されたようだ。ダートの路盤はまだヌタヌタしているが、以前より状態が良くなったと言える。

 

 

西側坑口。こちらは特に変化なし。

 

ついでに近所の渋谷隧道にも行ってみた

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