鍼灸師「おおしたさん」のブログです

東京都港区南青山で開業20年 / 6月から広島に帰る予定です

反抗期と一呼吸

2020年10月10日 | 子育て
思春期の反抗期ってなんだろ??
反抗期っていう言葉、なかなか難しくって💦

そもそもこの言葉で簡単に片付けていいのかな?って事がたくさんあったりして。

思春期はある意味子育ての集大成の場
その結果を甘んじて受けるしか無いと思うのです。

相手をいっぱしの大人だと思って、こちらの気持ちと提案を投げかけて終了!

口うるさくいえば反抗するのは当たり前。
子どもが口を聞かない時があるのは当たり前だし、親の言うことに反抗するのも当たり前。

抵抗するのは信頼関係があるからだと思って、反抗してきたら喜べたら、と。
親にくってかかるの、自立のために必要だと思おうかと、、。
(な〜んてなかなか難しいけど😅)

必要だからこそ、反抗期も自立期と考えて、その子どもの言葉に瞬息で反応するのは待ってほしいかなぁ…って…

アドラーは生きるのに望ましくない性格について「待てない」という事を挙げてます。

はっきり言って、私は待てない人!
だから後の話でも書いてるけど、自問自答で時間稼ぎをしている感じ。

子育てにおいて「待つ」ということは本当に大切!
これが意識できてるかできてないかで、子育ての本質が変わるんじゃないかと思ってるほど。


「その一言が命取り!」

そう思って子どもに向き合うようにしてる!


ということで、今日は子どもの試験日で朝のやり取りから、、

鉛筆どこ?
ベルトが無い!
体温測ってない!
替えの靴下入れた?
台風来てるから早く行かなきゃいけないけど遅くなった!でもまだ用意が!!

みたいな、いつもの朝のバタバタが繰り広げられる朝のひととき


で心の中で、、

私「鉛筆無いってどういうこと?やる気あんの?」

私「それとやる気は関係ないじゃん!」

私「でも普通前日に文房具は入れとくよね?」

私「だから、その普通って何なのよ?」

私「本人の真剣度だよ!朝から伝わってこないじゃん!」

私「なんで親にそれをアピールしないといけないのよ?本人のアピールは試験官にじゃん!」

私「でも応援しにくくなるじゃん!」

私「いやいや、それ自分自身のことしか考えてない発言よ!」

私「昨日の家族での模擬面接練習、すんごい頑張ってたから、今日は気持ちよく送り出したいと思って」

私「だからちゃんと起きてちゃんと会場に向かったんだから、それだけでいいじゃん!」

私「そりゃあそうだけど、もう少し余裕を持ってもらいたいなぁ、って」

私「それ選んだのも彼なんだから、それも含めての学びなんだから、」

私「でも、、」

私「本当にあんたは細かいことにしか気づかない小さい男ね!」

私「・・・・・・」

といった脳内問答💦

子どもは子どもの世界があるわけで。
大きくなるにつれて、その外側の世界は広がりをみせ、親が見守ることのできる事はどんどん減っていくわけで。

彼らなりの時間の使い方や人に対する態度等々、先々世間で生き難くなる事(挨拶とか礼儀とか)は注意する必要あるけど、彼らの選択への理解は最大限行っていきたいし、だいたいにおいて、親の不注意な言動への反抗がほとんどで、一呼吸二呼吸おいて子どもを眺めたら、その行動がどうしてなされたか観察してみたら、こっちもちょっとだけ落ち着くと思う。

親が落ち着いたら子どもへのまなざしも変わるから、子どももそれを汲み取って、どこかのタイミングで話ができると思う。

子どもの機嫌を伺う必要はないけど、子どもは子どもなりの世界で色々あるから、親の機嫌を伺うことなんてできるわけがない。

反抗って親の機嫌への反抗の場合が多々あるので、親自身の機嫌は親自身でとりましょ!ってことでしょうか?

伝わってるかな💦

人は変えられないからね。
子どもだって変えられない。

本人が気づくしかないので、遠回りしても、そういう子どもだと思ってね、大きな大人を演じたいな、って(全くできてないけど💦)!!


ということで、
脳内問答を経てようやく落ち着き試験への応援気分も盛り上がって、神社のお参りしてきたからね!

いつも小さいお父さんですみません(^^;

応援しています😀

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