個人製作映画の公開事情、
昔に比べて今は本当に恵まれているなあ、
というお話。
深沢真一最新ホラー「屍池の切り裂き男」より。
私の最新作、
短編ホラー映画「屍池の切り裂き男」。
YouTubeにて公開いたしましたが、
先程確認しましたところ、
620再生。
少ない・・・
会社のアカウントでも公開してたんですが、
諸事情ありまして公開停止中。
そっちの再生数と合わせても700回程。
可愛い猫ちゃんの動画が何万回も再生されてるのに、
魂込めた私の映画は700回。
でもこの再生数、
昔の自主映画公開事情を思うと、
十分な数字です。
まだパソコンやネットはおろか、
ワープロすら普及してなかった頃、
自主映画の公開と告知は、
お金と労力を要する大変な仕事でした。
数万円払って会場を借りる。
印刷屋さんに数万円払って数千枚チラシを作り、
街頭に立って手渡しで配る。
貰ってくれないし、
目の前で捨てられる。
「1000枚配って1人来てくれれば成功」
なんて良く言われてました。
チラシ数万円分、5000枚が、
5人集客のための経費。
あの頃を思えば、
700再生という数字の有り難みが良く判ります。
今は、
誰でも、
自宅から、
無料で、
一瞬で世界へ発信出来る時代。
広く支持されれば、
収益化の道まで用意されている。
クリエイターにとって、
今は本当に、
信じられないくらい良い時代なんですよ。
とは言え・・・
700再生。
商業リリースもしている監督の新作の再生数としては・・・
やはりちょっと・・・
次の作品には可愛い猫ちゃん出そうかな。
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↓深沢真一デザイン、映画「屍池の切り裂き男」用に製作したタトゥーシール。