明日の撮影、突然出演者が1人欠席!
どうしよう?
そんな突発的な問題の解決には、
柔軟な発想で対応すれば何とかなるもの、
というお話。
「地獄の血みどろマッスルビルダー」撮影時、
実際にそんな日がありまして。
当時は監督の私とカメラマンのスケジュールが全く合わず、
撮影は年に数回、という惨状。
やっとセッティング出来た貴重なロケ日。
延期は避けたい。
でも出演者が1人欠席。
そんな時、どうしましょう?
私は迷わず、
紙粘土で出演者を作り始めました。
で、衣装を着せて、ウィッグを被せて完成!
翌日、予定通り撮影決行!
ゾンビ役だったので、
顔のアップは人間味が無い不気味な感じでGOOD!!
(・・・まあ、粘土細工なんで当然と言えば当然)
更に後ろ姿のカットはけっこう長い尺をその手作りダミーで撮りました。
(※最終的には発売前に顔のアップのみ、一部デジタル処理で本人の顔に修正)
思い付いたことを取り敢えずやってみる。
突拍子もないようなアイディアでも。
常識にとらわれず、
柔軟な発想で対応し、とにかく前へ進める。
ダメだったら後から修正するか、やり直せばいい。
やってみないと、ダメかどうかすら判りませんからね。
大丈夫。
失敗しても、
ちょっと変な映画が仕上がるだけです。