久しぶりに会ったら | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

施設でベッドから転倒したばーば。

次の日に整形外科を受診してMRIを撮った結果、圧迫骨折等の骨に異常は無く、内出血があるだけでした。

朝から私が施設に行き、施設の車で病院まで送ってもらい、受診は家族である私のみの付き添い。

もちろん、病院に入る前に発熱チェック。

マスク着用は必須。

久しぶりに会ったばーばの姿は、面会禁止になった一か月前と随分違っていました。




まず、すっかり車椅子になっていました。

そして目やにが酷く、目がちゃんと開けていられない状態。

施設の人によると、ベッドから転倒したショックもあり、その日はあまり食事も取れず、ずっと寝ていたそう。

この状態では、あれほど熱心にやっていた塗り絵も全くできないでしょう。

ほとんど、リハビリやレクが無く、衣食住の面倒を見てもらう特養。

コロナ流行の影響で、家族の面会も禁止になった施設。

QOLが落ちるスピードが速くなるのは仕方ないと思います。

充分、それがわかっていて決断した、特養入所。

しかし、目の当たりにすると、さすがに心が折れました。

施設で、今までと変わらず元気に過ごして欲しい。

その願いは、早くも打ち砕かれました。

でもね、仕方のないことだと思います。

未知のコロナウィルスに対して、早めに完全面会禁止にした判断は、素晴らしいと思います。

入所者を守る、命を守る。

それが最優先されるべきことだと思います。

今まで、週に4日デイサービスに行き、家では娘の顔色を伺い、無理して緊張感のある生活を送っていたばーば。

起き上がりたくなくても、歩きたくなくても、頑張らされてたばーば。

現在は特養で、何もかもやってもらえ、頑張らなくてもいい生活を送っているばーば。

衰えていくスピードが速まるのは、わかっていたこと。

そして何より、衰えていくばーばを在宅で見ていくことが辛く、その衰えを支える自信がないからこそ決めた特養入所。

まだしばらく会えない日々が続くけど、とにかく生きていて欲しい。

そう思っています。








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