血液検査実施、そして結果 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

昨日も今日も、雨。

作物にとっては恵みの雨も、ジトジト・ジメジメ、嫌になってきます。

今週末は、久しぶりに一人のお気楽週末を過ごしています。


さて、前回の続きですが、直接看護師さんと電話で話したのが、間違いでした。

施設の相談員さんは、入所者家族と対応するのが仕事。

非があれば丁寧に謝り、今後の改善案も提示してくれます。

直接介護に携わる介護士さんは、コロナ対策の除菌・清掃もしっかりやってくださっていました。

で、看護師さん、入所時の服薬等の聞き取りの時から、私はこの方に嫌悪感を抱いていました。

ばーばの四点杖歩行について、
「施設の床はコンクリートなので、転倒時に危険。」
と、はなから完全否定。

でも、入所してから3週間は、私が頻繁に面会に行っていたので、コロナで面会禁止になるまでは四点杖歩行していました。

そして、この間の電話で何より私が違和感を感じたのは、
「当施設では、定期的な血液検査はしていません。」
「今までの経験から、こういう持病をお持ちの方は、腎臓が悪くなり透析が必要になることが多いです。」
という発言。

これ、血液検査等の検査をした後、医師から言われたのであれば、納得できます。

でも、何の検査もしていない段階で、看護師の経験からくる推測で、十把一絡げのようにこう言われたので、プッツンと切れてしまいました。

おそらく、施設にとっては、医療負担の多い糖尿病の入所者は、厄介者。

施設によっては、糖尿病というだけで入所を断られることも多い。

だからこそ、在宅介護の時から特養入所を考え、絶対に糖尿病を悪化させないようにしてきました。

インシュリン注射が必要になってしまえば、特養入所はほぼ不可能。

そう思い、食事もいろいろ考え工夫して食べさせてきたのに。

じーじのように、認知症で徘徊があっても特養入所は難しい。

ばーばのように、糖尿病だというだけで特養入所後も、いろいろ難しい。

じゃあ、特養にすんなり入所できるのは、糖尿病などの持病がなく、認知症でも、徘徊や攻撃的な行動がなく、ただ高齢で身体の機能が衰えている人だけになってしまう。

なんだか話しの筋道がずれてきましたが、結局、看護師さんとの電話は、
「とにかく、血液検査のデータを見せていただかないことには、今後の病院受診や透析のことを私が決めることはできません。」
「何が何でも明日、血液検査をして下さい。」
と言って、切りました。

結果、翌日の訪問医の診察時に、訪問医の指示があり、血液検査をしてもらいました。

そして、今月3日。

施設で、訪問医・看護師・相談員と私で、血液検査の結果と今後の腎臓内科等の専門医受診について話し合いを持ちました。


結果は、上記の通り。

腎臓の機能を調べる指標のクレアチンの値。

過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示す、HbA1cの値。

ともに、施設入所前よりも改善されていました。

データがすべてではありませんが、施設での糖尿病食・塩分制限等が効果があったということです。

施設入所後の、体重増加・浮腫み・喉の渇き・血圧上昇だけで、看護師が腎不全の疑いと判断し、腎臓内科への受診が必要、その後人工透析をするかどうかの決断を家族に迫るのは、早計過ぎると思います。

血液検査の結果を踏まえて、訪問医の先生は
「腎臓内科への受診は、現在は必要無し」
「ただ、90歳を超える高齢なので、この血液検査だけでは安心できるわけではない」
「当分は、糖尿病食を継続し、慎重に経過観察をしていきましょう」
「薬は、いままで通りで」
と、お話して下さいました。

私から、施設へ
「来月以降、訪問医の診察時には立ち会わせて欲しい」
とお願いしました。

一度芽生えた、看護師への不信感は消えません。








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