大連の日本語人材事情 | 中国ビジネスコンサルタントのブログ

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【旧ブログ名】大連で働く人材会社の社長のブログ;

こんにちは、宙凡です。

 

大連は言わずとも、日本語人材が多い町として知られています。

1960年代に、周恩来首相が北京にロシア語学科、大連に日本語学科を作るように指示手していたらしく、

大連日語専科学校というのは、現在の大連外国語大学の前身となります。

2000年代に入ってから、米系BPO(ビジネスアウトソーシング)企業の進出により、大連の日本語人材は数のみならず、質的にも大きく向上しています。日本語国際能力試験2級以上相当の人材は5万人以上で、日本語が話せる人が30万人以上いるといわれています。

 

日本語人材を主に輩出している教育機関は以下となります。

大学名称

日本語専門学生数(約)

毎年の卒業者数(約)

大連外国語大学

2500

550

大連大学日本語学院

800

180200

遼寧師範大学

500

120

大連理工大

100

25

東北財経大学

180

45

大連民族学院

300

70

大連水産学院

420

60100

大連交通大学

150

40

大連翻訳学院

730

180

大連金州外国語学校

900

250

合計

6580

1550

 
 
 
上記のように、他の都市と比べて、日本語人材を含め、大連は日本企業にとって、ビジネスを展開する上で、
非常に優位性がある街です。