神々の神、主は、御言葉を発し、
日の出るところから日の入るところまで、
地を呼び集められる。
詩50:1

 

 神はキリストによって
世を御自分と和解させ、
人々の罪の責任を問うことなく、
和解の言葉を
私たちにゆだねられたのです。
Ⅱコリント5:19

 

 ルカ6:43~49
 Ⅰコリント10:1~13(通読箇所)
   (ローズンゲン日々聖句2/19;水)


 神々の神、天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」
と名乗られる方(出エジプト3:14)は、
日の出るところから日の沈むところまで、
地球上すべての所から人々を呼び集められ、
それぞれの仕業に応じて報いを与えられるのだそうです。

 

 それで、最初の創造の目的から的外れになり、
造り主である天の神、主に
対立、対抗する生き方しかしていない私たちを、
神はなお、大切に思ってくださって、
私たちの「的外れ」の責任を私たちに問わないで済むようにと、
【御子である神】を「女の子孫」(創世記3:15)として
人の世に派遣し、
およそ33歳のころ、
この方を私たちすべての人間の身代わりとして立て、
神に背いた者、呪われた者として十字架刑で処刑し、
私たちすべての人間の処罰が終わったこととし、
ご自分と和解するようにと道を開いてくださり、
その和解の招きを私たちが届けるようにと
私たちにゆだねてくださっているのだそうです。

 

 木はそれぞれ、その実によってわかります。
いばらからいちじくを採ることはなく、
野ばらからぶどうを摘むこともないように(ルカ6:44)、
「神の一人のようになり、
善悪を知るようになった」(創世記3:5、22)
「的外れ」の、
〔生まれたときからの私〕という私たち霊から出て来る思いは、
良いことであっても、
天の神、主に対立、対抗する思いなのですね。

 

 それで、【父である神】は、
その、私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を
イエスが受けてくださった十字架刑で処刑に合体させて、
処刑が終わったもの、死んだものとしてくださるのだそうです。

 

 そのうえで、【父である神】は、
墓に葬られたイエスを、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しいからだに復活させ、
40日にわたって何度も弟子たちに現れさせ、
イエスが生きていることを見せ、
神の国のことを語らせたのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
ご自身の右の座に復帰させなさったのだそうです。


 そして、このイエスを通して
もう一人の方、
【聖である霊】と呼ばれる方を私たちに派遣してくださって、
この方によって、ご自身の御思いを私たちの心に置き、
私たちの心に
ご自身の思いがあるようにしてくださるのだそうです。

 

 受け入れる者が
ご自身と思いを一つにして生きるように(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28、ヨハネ17::21~23)、と。

 

 良いものが出て来る良い霊にし、
自分の理性による「善悪の判断」という
砂の上に人生という家を建てていた私たちを、
【父である神】の、イエスの思いを土台とした岩の上に
人生を建て上げる者に(ルカ6:45~49)、と。

 

 悪をむさぼること、
偶像礼拝、座っては食べたり飲んだりし、
立っては戯(たわむ)れること、
神を試みること、不平を言うことなど、
神の御心に適わないことへの誘惑から
脱出させてくださって(Ⅰコリント10:5~13)。

 

 イエスにより、神と和解した者として
神の御前に出て行くように、と。

今日も。

 

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