というわけで、ふと思い立ったもので久々に瞑想をしてみました、、
今回はシンプルに、「今ここに耳を傾ける」 です、、
目を瞑り、自然な呼吸のリズムや感覚に気づいている、「今ここに在る」 というシンプルさに目覚めつつ、、
静かに、「今ここを聴く」 ということに徹します、、
そのとき、それまでに起きていた相対的な映像や、思考や感情がもとになって沸き起こる混沌としたエネルギーが 「聴く」 ことの間に入り込んで来たら、、また、「今ここに在る」 に戻りつつ、それらを気づいて手放します、、(※そういった意味では、、この瞑想のマントラは 「今ここに在る」 と言っても良いかもしれませんが、、笑)
「今ここを聴いている」 ことをただ続けるとき、、観念的な、「私が何かを聴いている」 とか、「外の世界で何かが起きている」 などとした認識を脇に置き、「聴いている」 だけを続けます、、
実際には、、この時、、「聴いている」 だけが起きていて、そこには、「聴いている誰か」 も 「聴かれている何か」 もすべてはその、「聴いている」 の中に溶け去り、、意識は、今ここの本来の広がりを取り戻し始めているのです、、
もちろん、ここにおいて、特別な認識を得ようなどとする必要はなく、ただ 「聴いている」 に明け渡せばよいのです、、
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こうすることで、自我意識の常態と言うべき、「どこか」 に安心や安全、自分を満たしてくれるだろう何かを求めようとする傾向や執着は徐々にペースを落とし静まり始め、防衛故に収縮していた意識の在り様は開かれていきます、、
この、ある意味で、「初まり」、あるいは、「真実」 と共にあることで、、
自然と頭の中が整理されていったり、今為すべき必要なことが閃いたり、または、思い出されたり、、
あるいは、今ここに在るという絶対的なリアリティにシンプルに根付くことで、研ぎ澄まされた落ち着きのようなものがその場に満ち始めていることに気づくこともあるかもしれません、、
私はしばしば、この発露を、「今の声」 と呼んでいます、、
※今日も読んで下さり、ありがとうございます!