スピリチュアルで今尚、まことしやかに信じられている 「高次元」 というやつ、、

 

 

「次元」 上昇などに沸いた大昔２０XX年に思いを馳せつつ、、

 

 

真実はどうなのかと言えば、、

 

 

「高」 次元と言っている時点において、二元的な 「高」 「低」 の観念にハマっているということであり、どこからどこを 「高」 として、どこからを 「低」 とするかは思考における 「区分」 が起きていることが明白で、、である以上、「ストーリー （物語）」 と言う他ありません、、

 

 

物語である以上、、それは結局のところ、「作り物」 以上の何かではありません、、

 

例えば、、「富士山」 は 「高い」、「高尾山」 は 「低い」 と言ったところで、、実際はどうかというと、、どこからどこを 「富士山」 と決めているか、あるいは、「高尾山」 と決めているかは便宜的、行政的な線引きでしかなく、そこに本来的な境界線が存在するということはあり得ないからです、、

 

 

見かけにおいてどんなに 「高い」 ところに居ようと、あるいは、「低い」 ところに居ようと、そこが 「今ここ」 以外のどこかであるということもありませんし、、それにそもそも、、この世に 「富士山」 や 「高尾山」 などというものは存在すらしていません、、

 

 

正しくは、、「富士山」 や 「高尾山」 と呼ばれる、見かけ上の 「決まりごと （思考による作り物）」 が存在しているだけで、実際は途切れ目も、境界もないあらゆる相対性を包含する絶対的な 「今ここ」 が存在するだけです、、

 

 

ですから、「高次元」 とつながりたいとか、、「高次元」 と話せるようになりたいとか、どうしたらそうした状態になれるのだろうとなど思う必要はありません、、というより、「高」 次元などというものが存在しない以上、「ここではないどこか」 にあるはずの何かを思い求めようとするのは誤った求道の在り様です、、

 

あるのは 「今ここ」 だけ、、「どこか」 は存在しません、、どんなものでも 「今ここ」 以外で見出されるなどということはあり得ませんから、、正しい求道というのは、、「今ここ」 に深まること、「今ここ」 を深めること以外にはないのです、、

 

 

ま、ついでながら、、「今ここに在る」 に極まるとき、、必要な閃きや衝動といったものは自然と発露するものです、、

 

 

 

 

 

※今日も読んで下さり、ありがとうございます！