ジョイスティックカー 平成最後の...トラブル発生! | ジョイスティックカーと車いす日記・明日へのバリアフリー(最新記事・トップページへ)

ジョイスティックカー 平成最後の...トラブル発生!

ジョイスティック車の平成最後の日(2019年4月30日)...忘れもしない出来事です。

 

令和からのゴールデンウィークを控え連日楽しもうと出かける予定も沢山ありました。いざ自宅の駐車場から出発という時に足元の装置辺りから?!バタバタと空回りするような明らかにおかしい大きめの音が鳴り響き軽く焦る...何とブレーキが効かない驚きのトラブル発生です!!

(正確にはブレーキが効かないわけではなく、踏み込めない感じなので安全に停まることは出来ます。)

 

まだ出発前の自宅駐車場でもあり、ここは冷静に車を元の位置に戻しまして、何度も動作を確かめてみましたが、素人の自分でも故障の可能性が高いと分かるものでした。幸いにもトラブル発生が走行中などではなくて本当に良かったです。

 

 

これは確実に運転してはいけないレベルと察して、すぐに改造メーカーさんに問い合わせ....が、しかしゴールデンウィーク真っ只中で調査やメンテは連休明けとなりました。待ち遠しく休みが明けて、早速メーカー担当さんに不具合の動画を見せた後に、実際にも同乗の元で再現性もあり不具合現象を確認して頂きました。

車に限りませんが、こういった機器のトラブルは電話やメール文字では伝わりにくいので、私は写真や動画を必ず撮ります。仮に現場で再現しなくても、早期解決のために多くは役立つのでお勧めします。

 

問題個所としては、ブレーキ動作を稼働させる機器の不具合であると推測され、結果その部品交換により不具合は無くなりました。(ただ何故、不具合が起きたかを調べて頂けるという話でしたが、1年経過した現在でもまだ回答は頂いておりません。重大な欠陥があったのか、そもそも調べてないのか、こちらからは分かりませんが...。)

 

しばらく調子が良かったジョイスティック運転装置でしたが、今回は危険レベルの大きなトラブルにて、正直、突然このようなことになることに驚きを隠せませんでした。しかし、どのような機器も物理故障は免れるものではない前提で言えば、改造メーカーさんは休み明けに可能な限りの敏速な動きと誠意ある対応をして頂いたことに感謝をしています。特殊改造機器のアフターは重要で、こういった対応を望める企業には長いお付き合いをしていきたいという気持ちになりますね。

 

愛車のジョイスティックカーもお陰様で平成から令和時代へ突入しまいた!いつか自動運転社会になるその時まで、ジョイスティックカーが不自由な方の特殊運転装置として役割を担ってもらいたいものです。

 

 

★プラス・フォト★

 

ところで、ゴールデンウィークの予定は車は全く利用出来なくなり、出来る限り予定を変更しない慌ただしい日程調整を何故か楽しみつつ、久々にバスや電車での移動をしてました。改めて車と違って運んでもらえるのは気が楽で良いですね。

過ごしやすい日に外を歩くのも気持ちがよくて好きなので、たまには良かったかなとポジティブに考えていました。自動車と公共交通機関など自分の移動手段を選択出来る今の私の環境は有難いなと感じています。

 

 

電動車椅子で歩いて駅に向かう地元の川沿いの道♪