浜松ゆる武術deマインドフルdojo！〜パーソナルトレーナー主催の“武術”〜

目の前の人と向き合うのは本当に難しい。

何度も会った事がある人や親しい間柄であれば尚更で。

武術の実戦より稽古の方が難しいのはこの辺ではないかなと思う。

予起と想起。

脳はエネルギー消費量が多すぎるためすぐサボると言われているが

慣れた人に接すると、

過去の記憶。

未来への予測。

これを頼りに目の前の人と向き合う事を放棄する。

これがあるから人はラクに生きていけるというメリットはあるが。

目の前の人と向き合う事が難しくなるというデメリットが生まれる。

武術において難しい事のひとつは。

この脳の仕組みに抗って目の前の人に注意力をコントロールする事だろうと思う。

当たり前の様に出来ていると思っている事でも実は出来てなかったりする。

「でも何でそれに気付けないのか？」

これまた何となく帳尻を合わせてしまうという脳の仕組みだとも言える。

だから自分ひとりでそれに気付くのは難しい。

技が目の前の相手に作用するかどうか！がひとつの判断基準になる。

“自分勝手“では相手に作用してくれない。

技が教えてくれる！

だから武術は面白いと個人的には思っている。