カテゴリ:時間考察
時間の陥穽32
我ら人間の属する慣性系はアリストテレスは勿論、ゼノンやユークリッド及びピタゴラスの説の道理が発展し、ニュートンやガリレオ・ガリレイ及びコペルニクスの論が罷り通る世界、とりわけニュートンの慣性系は永きに渡って世界の基準系であり続け、今なお、其の基本的な概念の重要性は衰えているわけではなく、次期の宇宙自然の矛盾を解消するための基準系のニュートン力学的な直感とは一見して相容れない理論、、慣性運動する観測者が電磁気学的現象および力学的現象をどのように観測するかを記述する物理学上の理論、アルベルト・アインシュタインが1905年に発表した論文に端を発する特殊相対性理論と発展型相対論と量子論です。6番目に上げた基準系の有り様とは、世界の中には通常空間とは異なる世界を含有しており通称空間とは異相の空間、慣性系を持ち込みます。通常空間の慣性系と異層空間の慣性系の両性を世界の基準系に取り入れたのです。通常一般思考の時間や空間の常識と非常識が一体混合した世界、其れが我々の大宇宙です。 哲学・思想ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月12日 06時10分44秒
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