カテゴリ:時間考察
時間の陥穽270
宇宙の始まりが「無」乃至「虚無」なのかに解答を与えるのは、世界の創造主に「神格」を委ねる宗教、形而上哲学の絶対者、世界外に絶対意志を想定するもの或いは世界内存在に求めるものは見受けられましたが、今や其れ、宇宙の始まりが「無」乃至「虚無」なのかに物理科学が挑戦の名乗りを上げる時代が迫っています。其の勢いはは、ビッグバンの理論的証明に始まり、インフレーション理論から、其の源の究明にまで及ぼうとしています。紀元前500年頃に、ピタゴラス(Pythagoras)が史上最初に「地球は丸い」と唱え、それにアリストテレスが賛同、平面地球説を覆したと同様に、宇宙球体説が現代は超紐理論によって見直しが図られています。此の「超ひも理論」が現代の物理科学の宇宙の始原の解明に影響を与えたことはピタゴラス的転換点だと云えます。「超ひも理論」は世界の原点を知る「ピタゴラスイッチ」になる可能性を秘めています。 哲学・思想ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月18日 06時00分09秒
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