40代母親の子供返り | 育児・裁縫・工作・大好き

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子育てをする事で、母親というものは人生を2度生きるのかもしれない。

孫が生まれたら3度目の人生の景色が見えるのだろうか。


娘が小4になった今、

娘に色々アドバイスなどをする上で
私も自分の学生時代を思い返すことが多くなり、


好きだったけれど忘れていたものを、
また好きになりました。


マンガ、映画、ドラマ、テレビゲームなど。


恋愛、結婚、出産、育児をして
自分の趣味や欲求を無意識に抑圧して、
夫に合わせて、子供に合わせて。
無趣味になったり、生活に追われるがあまりに生活じみた事にしか興味関心がなくなって。

色々なものから遠ざかっていました。



でも子供が大きくなってくると、
自分の子供に伝えたくなるんです。

自分の好きだったものを。


大長編ドラえもんは、面白いとか。にやり
(特に魔界大冒険、海底奇岩城、鉄人兵団、竜の騎士)



スーパーマリオシリーズは買って間違いないとか。ウシシ


なんだろう。共感してほしいのかな?


でも
好きだった少女マンガやドラマの恋愛シーンなど、

今見ると、ドキドキの心の処理に困る。

「ああ、私って、今恋愛とかダメなんだっけ。夫以外の人を好きになっちゃいけないんだったわー」って、

すっごくすっごく不思議な気分になる。

だって今まで気づかなかったけれど、
人生で恋愛を禁止されたことがなかったから。

恋愛禁止って、こういう気分なんだー!!って逆に新鮮!ニヤリ


その新鮮さが、
まるで小学生くらいのピュアな感覚。ニヤニヤ

なんだろう。



もしかして、私、

生き物としての繁殖期が終わって、

愛とか恋とかの幻想を見せる脳内麻薬が出なくなってしまったのではないかな?

子供の頃の本当の自分が戻ってきたような感覚。
(もしや老化現象?ゲロー

あー、死ぬまでに、
ちゃんと見たかったけど見れてないマンガや映画を全部見たいなー!!!



夏休みの後半は、追い詰められていました。

毎日同じ注意を100回しても全く直さない子供。
家の中で走り回るな、家の中の高いところに登ってジャンプするな、家の壁紙や網戸を破壊するな、奇声を発するな、蹴るな、殴るな、

イライラしてイライラして、

イライライライライライライライライライラ

本当に夫(ほぼ不在)も子供も捨てて、失踪したいくらいだった。

失踪してワンルームのアパートで、
パートの収入だけで細々と暮らして一人で年老いていく自分を妄想したりして。

なんだろう、この、全ての足かせから解き放たれたい願望。

全てを捨てて逃げたい!
みたいな。


実行はしないけど、自分にもそんな願望があるんだなと発見した。

それくらい夏休みに追い詰められました。笑い泣き




いや、でも、私が区の育児相談に行った3年前も追い詰められていたんです。

だって、私、その時

「このままでは、我が家は、リアル『誰も知らない』(←育児放棄映画)になってしまう」ゲロー

と恐れて外界と繋がりたくて門戸を叩いたんですもの。

誰も知らないみたいにっていうのは、
我が家の場合、育児放棄が、じゃなくて、
「私と子供2人が、いまここに存在しているのを、誰も知らない」
そして、もし、私が脳卒中とかで急死したら、何日後に子供だけ発見されるんだろうか。とか。
私が子供を虐待してしまったら誰が止められるのだろうか。とか。
そんなニュアンスの意味合の「誰も知らない」です。
それくらい幼い子供と母親っていう組み合わせは、社会から孤立していると感じます。
特にワンオペ育児者には。

だから子供を残して死ねない!って言う緊張感が日々すごいですし、

毎日母の手を振り払って道路に飛び出していく子供が死なないように立ち回らなくてはいけない緊張感もすごいです。




早く気の抜けた生活がしたいものです。