二週間前の出来事です。

もうすぐ午後4時になろうかとしているころ、ボスに呼ばれました。

残業とかなんか仕事の話かと思いきや、私宛に電話が入っているとのこと。

電話に出てみると、な、なんとGarda(アイルランド語で警察)からで、「今息子さんを保護しています。」とのこと。

「はい?え?ポーン (どうゆうこと?あせる)」と一瞬パニックになりましたが、「心配しないでください。息子さんは無事です。」とのことでした。

 

なんでも、迎えにくるはずの父親(現在別居中の夫)が現れず、学校最寄りのバス停で30分程父親を待っていたんですが、その日は雨で寒くなってきたし、通りがかりの人達から怪訝そうに見られるのも辛くなったとのこと。でもプリペイド携帯のクレジットが切れて緊急電話しかできなかったからGardaに助けを求めたというわけです。

で、ダディは家で寝てるかもしれないということで一旦夫の家にいってドアや窓を叩いて呼びかけたものの無反応で、やむなく近くの警察署で一時保護となったというのが一連の流れです。

で、もちろん警察はベビーシッターしてもらう場所ではないので、ボスに事情を説明して、息子を引き取るために早退したんですが、その時間帯は仕事帰りの車でどこも渋滞・・・。チーン

電話をもらった約1時間後にやっとその警察署に到着して、すぐ息子がいる部屋に案内されました。

「あぁ、心細くて泣いてたらどうしよう」なんて私の心配をよそに、息子の第一声は「マミー!宿題終わったよ!ちょっと手伝ってもらった!爆笑」と明るく元気なご様子。汗

宿題手伝ってもらって、署内を案内してもらって、しかも拳銃持たせてもらったそうです。(実弾は抜かれています)

帰り際Gardaに「またいつか(遊びに)おいで」と言われ「(・∀・)ウン!!」と返事しておりました。

 

その警察署から夫の家は近いので念のためそこに訪れましたが、やはり無反応。で、夫の実家(現在は夫の兄弟が住んでいる)もそこから近いので何か知っているかも思い訪れるとなんと前日に夫が救急に運ばれ病院にいるとのことでした。

義弟の話では前日家に入ろうとしたとき突然体が麻痺して動けなくなったそうで、たまたまそこを通りがかった人が異常に気付き救急車を呼んでくれたそうです。そして言葉も出なかったために息子の迎えのことなど伝えられなかったようです。

で、最悪なことにその義弟や病院を訪れた義妹に私の携帯の番号を伝えていなったために連絡できなかったとのこと・・・。真顔

そして病院のデータに私とは別居中と記載してあるんでしょう、一切連絡がありませんでした。

 

その日は義弟と翌日や翌々日の息子の迎えと子守のお願いなどをして自宅に帰りました。

 

ここアイルランドは14歳未満の子供だけで留守番させるのは禁止されています。通学は子供だけでも大丈夫なんですけどね。

いずれにしても私の仕事が終わるのは19時。そこからバスに乗って自宅に帰りつくのは早くても20時ごろ。そんな時間まで家で子供一人で待たせるわけにはいかないんですよねぇ。

 

まぁ、その週末に夫は無事に退院して、これまで通り子守してくれてます。

ただし元通りパブ行ってるし、相変わらずパブ仲間からのお誘い電話がかかってくるし・・・。むかっ

ダメだこりゃ・・・ドクロ

 

とにかく、マジで今回は「肝潰した」一件でございました。チーン

 

 


人気ブログランキング