恐怖感が私に見せたもの | ハワイ 色と心の癒し

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ハワイ島のアートやナチュラルライフを愛する人達の住む町に引っ越して来ました。鮮やか色の自然と自由な空気の中で、大好きなアートセラピーを満喫中。

アロハ!

 

ナオコ@現在です。

 

先日ホノルルに、3ヶ月おきの検診に行ってきました。

 

今回は、自分でも体調がぐっと良くなっているのを感じていたので、検査結果に対しての恐怖感はなく、あまりドキドキせずに穏やかな精神状態で行くことができました。

 

 

 

今回は、Mさんはお仕事で島の反対側に行ってしまっていたので、一人でタクシーで空港に行き、飛行機に乗りカピオラニ病院へ。

 

検診は午後2時前だというのに、なんと朝8時15分に家を出て、帰って来たのは夜の10時半過ぎ。

 

もうびっくりです。

 

でも、これだけ長時間外出ができるのは、元気になったおかげなのですよね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、カピオラニ病院に無事着いたあと、いつもの様に体重や血圧を測定してもらって病室へ。

 

前回と同じ様に若いドクターが問診をしてくれました。

 

そのあとドクターCがいつもの様に

 

「ハーイ、元気かい?」

 

と大きな掛け声とともに笑顔で病室に入って来ました。

 

「今日は一人かい?ああ、シンフォニーやなんかで彼は忙しいんだね。この前彼が言っていたよ。」

 

と、先生、3ヶ月前の話なのによく覚えてるなぁ~とちょっと感心。

 

 

 

更に触診でも自信たっぷりに、

 

「うん、前より良くなっているよ」

 

って、先生、3ヶ月前の感覚よく覚えてるなぁとこれも感心。

 

彼は適当に言っている感じではなくて、本当にそう実感しているみたいなのです。

 

 

 

そして、この日先生と話していて自分に驚いたのは、今回は最初から最後まで優しい患者思いの先生にしか見えなかったんです。

 

 

 

昨年私が癌のステージ診断された時から治療終了時まで、この先生の顔は鬼みたいに見えていました。(私は今はもう元気です)

 

 

「患者の気持ちをちっとも聞こうとしない、ワンマンで偉そうな先生!」

 

と、私は反感のかたまりでした。

 

 

 

でも、今は、どこをどうやったら、あの先生がそんな風に見えるのか全く分かりません。

 

 

 

ドクターCは有名な名医で、私と同じ癌だった人や産婦人科のドクターはほとんど皆彼の事を知っていたのですが、

 

みんな口を揃えて「彼はいい先生だ」と褒めていて、以前の私には意味不明でした。

 

今は心から納得。。。

 

 

 

たぶん、あの頃の私の癌へのものすごい恐怖感が、私の目にベールをかけて、色んなものをゆがめて見せていたのだと思います。

 

そしてまた、私の中にあったがん細胞も生き残りをかけて、あの先生への拒否反応を私に投影していたのかもしれません。

 

病巣は私たちの感情もコントロールするらしいですから。

 

 

 

感情が解放されると世界の見え方って180度近く変わってしまう事がよくあります。

 

 

 

あと、先生が男性だった事もちょっと関係しているかもしれません。

 

子宮などの生殖器系が癒される時というのは、女性は男性に対して攻撃的になりやすいのかもしれません。

 

子宮にたまった思考パターンの癒しをする時ってその傾向があるので。。。

 

 

 

長くなるので、これに関しては今度また書こうと思います。

 

 

 

今日も読んでくださってありがとうございました^^