那須の映画祭のバーカウンターのディスプレイとして紙飛行機を作ったわけですが、
紙飛行機の作り方、みたいな本があったらみんなであれこれ折れて楽しそうだなぁ、と企み、急ぎインターネットでこの本を購入。
結果として今回の企画には向かず不採用。
しかし個人的には、いい本見つけちゃいました!
この本は、紙飛行機の飛距離の世界記録を持つチャンピオンよって書かれています。
ジョン・M・コリンズ(著)、久保田 晃弘 (監修)、金井 哲夫 (翻訳)、出版はオライリージャパン。
22種類の紙飛行機の折り方が載っているんですが、めちゃくちゃ複雑だったり、簡単だったり、え、こんな形のも?というものや、滞空時間を長くするために上昇気流を利用した飛行機などなど、みんな作ってみたくなる。
そして使用する紙のサイズはA4ばかり。
コピー用紙はもちろんだけど、美術館とか行けば期限切れ近いチラシがいっぱいあるし.....つまらない資料や請求書なんかも折って飛ばしたくなっちゃうよね。ダメダメ。
表紙をめくると、なぜ飛ぶのか、という理論からはじまり、
技術的には、正しく紙を半分に折る方法からはじまるんですよ。
かと言って、難しいことは書いてない。
巻末には記録樹立時の物語もあり、紙飛行機って奥が深いんだなぁ、って思う。
これが、世界記録(69.14メートル)を達成した「スザンヌ」だそうです。
最初に紹介されてるし、最初に作ってみたくなりました。
.......が、さすが世界チャンピオン、なかなか難しい。ゆっくりと腰を据えて折らなくては。
ね、短期間でたくさん折らなきゃいけない時には不向きでしょ。
オープンソースで誰でも世界チャンピオンの紙飛行機を作ることができるってことが素晴らしい。
YOUTUBEにはスザンヌの折り方と飛んでる映像がありました。
スゴい飛んでるね。
世界チャンピオンの紙飛行機ブック / amazon.co.jp