マルティニーク島のサトウキビを蒸溜してできたスピリッツをマラスキーノチェリー樽で熟成、シェリーカスクでフィニッシュしたラムだそうです。
口に含んでまず驚くのが香り。
さくらんぼの香りが広がり、あとからアーモンドのようなナッティな香りが残ります。
甘みはしつこくなく上品でバランス良く、コンクールでの連続受賞も頷けます。
生産者はLITCHQUORリッチクォー。
販売サイドの説明からマルティニーク島のラムなのかと思っていたら、モーリシャスにある蒸留所でした。
モーリシャスといえばアフリカ大陸の東、マダガスカルの隣にある島です。
その北端に位置するリッチクォー蒸留所では、ロムクラブ4種類(このシェリースパイスドの他に、クラシックスパイスド、ホワイト、キャラメルリキュール)と、Soleraソレラ5というこれまた美味しそうなダークラムも生産しています。
他の銘柄もきっと、そのうち日本にも輸入されることでしょう。
ラベルが何とも印象的でした。
これはきっとモーリシャスの自然を表しているのでしょうが、奄美大島での田村一村を想わせる南国の植物と、着物の柄を見ているような抑えた色調ですね。
彼らのサイトのヒストリーを読んでいると、親近感を持つと同時に、これからが
益々楽しみになりました。“Dreaming Mauritius”
http://litchquor.com/about/history
LITCHQUOR MAURITIUS
http://litchquor.com