2018年10月27日土曜日

NRD-515用自作フィルターボード



ご無沙汰しています。

7月にやって来たNRD-515ですが、本体にはいくつか問題点があり普段使いに支障がない程度に手を入れた後、お休み前のラジオ深夜便ラジオとして活躍しておりました。

ところでこのNRD-515、オプションフィルターは装着されておらずフィルタースロットは空いたままです。オプションのCWフィルターには興味はありませんが、AM、SSB用のフィルターで515で試してみたいフィルターはいくつかあって、今回フィルターボードを自作していくつかフィルターを装着してみました。

フィルターボード
上CFJ455K12 2.7kHz 下CFR455H 6kHz

フィルターボードにはサンハヤトのUK-10P-67を加工し使用しました。フィルターはSSB用にCFJJ455K12(2.7kHz)、AM用にCFR455H(6.0kHz)を乗せて見ました。

NRD-515本体の回路には手をつけず、フィルターボード上で330μH、10mH、220pF、0.01μFを取り付けてマッチングをとっています。
フィルタボード裏面(空中配線です)

使用感です。CFJ455K12はデフォルトの国際のメカニカルフィルタ(MF-455-10AZ)より帯域が広いものの損失が多く、CFR455HもCLF-455D6Sと比較すると若干帯域が広くクリアな音質ですが、帯域外減衰が悪く、隣接チャンネルのビートが気になります。

フィルター本体と回路とのインピーダンスのミスマッチが悪さをしているのかもしれません。

今後はNRD-515本体の定数をいじって試してみたいと思います。

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