長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

大学院でかかる費用は? 社会人大学院3

2020年03月15日 | 社会人大学院
前回は社会人が大学院へ行くために、どう時間を使うか、が、テーマでした。
今回は、大学院へ行くことを考えている人なら絶対気になる「いくらかかるの?」です。


金を親が出してくれる学生とはちがい、自らが支払わねばならないのが社会人学生。
自分の稼ぎをぶち込むわけです。真剣さが違います。


この真剣さを大学時代も持っていたら…。と、後悔先に立たずとは、こうしたときに使うことわざです。

まず、大学院には入試があります。
入試で現在、名市大の場合、30,000円です。

そして、合格すると入学金。私の場合、名古屋市民だったので、10万円安かったのです!!
ちなみに、現在価格で232,000円。市外の方では332,000円。
市民税払っておいて良かった。そう思いました。
ついでに傷害保険料も払います。1,750円。これは大したことはありません。

実際に入学すると、学費がかかります。
現在ですと、半期で267,900円!、年間535,800円!!
博士課程前期(修士課程)は最低2年です。となると、1,071,600円!!!
実に、これだけで130万近く払った訳です。

軽自動車買えます。家族で海外旅行行けます。10,000円の城旅に130回行けます。6,000円の飲み会を約200回行けます。3,000円の豪華ランチを約400回行けます。コメダでコーヒー約3,000杯飲めます。ブルックスのコーヒー1杯30円なら43,000杯飲めます…。
アルコールアレルギーなので酒が飲めず、コーヒー好きなので、コーヒーの例えが多くなりました。
これだけの価値と引き換えに大学院へ行くのです。
自腹で。
よほどの覚悟いるのがわかりますよね?
家族の理解もないと当然できません。

もっとも、大学院へ行くメリットについては第1回で書いておりますので、そちらで確認してください。

そこで、皆さんあれ?と、思いませんか。
私、大学院へ4年も通っているのです。
じゃあ、学費を200万円以上も払っているのか?お前金持ちか?
と、言われれば、私は普通のサラリーマン。家も普通のサラリーマン。
金持ちか?と、言われれば、絶対に金持ちではないと断言できます。

実は、名市大には社会人に極めて優しい仕組みがあるのです。
その名も「長期履修制度」。
これがなければ、私が大学院へ行くこともなかったでしょう。
これは、昼間に常勤の仕事を持っている人は、最長4年間、博士課程前期の標準期間2年間の学費で良いですよ、というありがたい仕組みです。
この仕組みがあったので、要は、1年を半期分納めるだけでいい。そのため、約13万円程度を半期ごとに納めます。これなら、ボーナスがあるので何とかなります。年間25万円だとすると、月に約2万円。社会人がちょっとした習い事を掛け持ちすれば、それくらい行ってしまいます。
それで大学のリソース使い放題なわけです。
先生に相談し放題、図書館の本読み放題、院生仲間と話し放題、院生には共用自習室が与えられるので、名古屋に自分のオフィスがあるのと一緒。当然自習室にはパソコンもプリンターもコピー機もあります。1,000枚までは学費の範囲内でコピーできます。
そして修了すれば、修士号もくれるのです。
自分は修士号よりも研究論文というものを正しい指導のもとで書きたかった、というのが主な動機なので、修士号はおまけ位の感覚です。
そう考えると、結構お得な感じもするのです。
家族の理解がいるのは勿論ですが…。

さらに、今取って良かったな、と、思う理由が二つあります。
一つ目は、隔年で入学金、学費が上がっていくからです。いま(令和2年3月現在)の金額を紹介していますが、私の頃はもっと安かったわけです。そもそも、大学時代、半期で18万円~19万円を払っていた記憶があります。それを考えると、めちゃくちゃ上がってるな、と、思います。しかし、後になればなるほど、取得費用が上がってしまう訳です。
二つ目は、お金ではありませんが、環境です。子どもが大学へ行くときに自分が院へ行くなど収入から無理。しかも、親の介護が始まる直前に終えることができました。要は、私の場合、この4年間を逃したら、親を見送って、子どもが卒業して家計の収支が落ち着いた定年後にしか取れなかったのです。しかも、定年後の給料は現役より安く、子どもが就職してくれる保障はどこにもない。理系に進まれた日には、どれだけ金がかかるかわからない。まして、院へ行きたいとか言い出したら…。

善は急げ、思い立ったら吉日。
取ろうと思った時に取っておかないと取れなくなる、と、いうことを、今しみじみ実感しています。

自分の場合、上記の費用に加えて、通学費が結構かかりました。
高速で往復5,000円近くかかります。そのため、行きはともかく、夜は疲れていても下道で帰ることも多かったです。
また、車の場合、駐車場代が名市大構内だと月3,000円。途中でそんなに行かないので付近のコインパーキングに停めた方が安いことに気づいて、1日500円で打ち止めになるところを探しました。今では、18時以降朝まで300円というのが三菱UFJ桜山支店でありますので、最後はそこにしていました。
電車の往復切符だと2,000円程度。これだと時間が2時間半とかかかることもあったり、よくJRは人身事故で止まるため、やむなく新幹線に乗り換えたりで、結構かかりました。
心配された書籍代はあまりかかりませんでした。結構、授業はコピーで実施されることが多く、助かりました。本も図書館でなんとかなります。
人文社会系の自分の場合、せいぜいこの程度です。
パソコンはもともと自分のノートパソコンがありましたので、特に買っていません。

まぁ、金のかかる話ばかりしてきましたが、得をすることもあります。
例えばipad。アカデミーパックが使えますので、数千円だけですが安く買えました。
また、microsoft office。6万円くらいする、ワード、エクセル、パワポ、アクセスが入ってるやつを半額の約3万円弱で。
そして、アマゾンは学生プライム会員なので月々500円程度を4年間。
後、学食は安いです。そばとかつ丼食っても600円程度。激安でした。また、大学近くも安い店が多いので助かります。
こうした各制度等を活用することで、少しは学費を取り戻していました。笑。

とにかく、4年で終えないと学費が追加になる、というのは相当なプレッシャーです。
だからこそ、4年で論文書き終えるパワーになる訳ですけど。

では、次回は、授業ってどんな感じなのか、を、御紹介します。


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