おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

33歳から英語学習を開始したおっさんのひみつに迫る、英語上達完全マップによる学習の記録、でした。
グンマー、群馬サファリパーク、ニチアサキッズタイムとなんでもあり、そう思っていた時期が私にもありました。
あーさんとぽっさんに捧ぐ。

33歳のある日、おっさん(グンマーのダメリーマン)は一念発起しました。
「英語ができるとちょっとカッコイイんじゃね?」
『成長した我が子に、勉強の大切さを説きつつテキスト類を継承する』という大いなる野望のための備忘録。
ご笑読いただき、参考になれば幸いです。
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日本人に馴染みの深い昔ばなしが5篇収められている。
英語レベル的にも多読入門には最適かと。
お子様向けと侮ることなかれ。

●JAPANESE FAIRY TALES
評価:★★


まず桃太郎、のっけから「サノバピーチ」の響きに笑ってしまう。
自ら桃を割って登場したと思ったら釈迦の降臨バリの饒舌。
「神が褒美としてオマイラに遣わした」とか、ドン引き。

旅に出るもお供との関係は基本的に殺伐。
長い船旅に飽き、怪物殺しを渇望する桃太郎にDon引き。

(ドンブラザーズは非常に面白い。井上先生は天才)
船上で長々と尺を取った割に、鬼ヶ島上陸後はあっさり終了。

"O jii San!"とか出てきて、日本語推しで行くのかと思いきやそうでもない。
きびだんごはただのライスケーキ。鬼はデモンとかデビルとか。

浦島太郎なんか、最後は子供への教訓じみた説教で終わる。
「より賢い人に従わないとひどいことになる」とか、それはどうかと思うよ。

舌切り雀はなんとなくハッピーエンド。
長谷姫と羅生門の鬼は原作をよく知らんかった。

萌え大賞は難しいけど、ここは友達いなそうな桃太郎で。

騎士団長殺しから3年ぶりの村上春樹短編集。
中古ペーパーバックが流通してないのでアマゾンで購入。

前橋リリカのブックオフはとうとう洋書コーナーがなくなっちまった。

●FIRST PERSON SINGULAR
評価:★


あれれー?なんかパンチに欠けるぞ。
個別のエピソードはちゃんとワールド展開してる。
でも望んでいたものとは違う感じ。

エロ描写が控えめだから?主人公がやれやれ系じゃなくて普通寄りだから?
ちなヤクおじさんの独り言もいいけどさ。
意味不明を超えて語りかけてくるものが弱い(個人の感想です)。

萌え対象はビートルズのアルバム抱えた少女を僅差で抑えて品川猿。
知性を獲得して物言う猿が現れたとき、キリスト教圏ではどう扱うのだろうか。

ビジネスポリコレの限界が顕在化しそう。

風の歌を聴けと1972年のピンボールを収めたよくばりセット。
いわゆる鼠三部作の初期2作。
まあ面白いことは間違いないのだ。

●WIND / PINBALL
評価:★★


めんどいから個別の感想は割愛。
(読み終わったのがひと月前だから忘れた)

萌え対象が双子でうらやまけしからん!なのも想定内。

でもやっぱりさ、鼠は"the Rat"なんですのね。
ニックネームは固有名詞扱いではないのか?んなこたねーか。
最初だけ"Nezumi (or rat)"とかじゃダメなのか。

あえて動物をイメージさせる狙い・テーマ・モチーフがあるのか。

Nezumiは外国語でまずいイメージを連想させるのか?
真相をぜひ知りたいところ。