「ディズニー・ファン」が届く、が…

新型コロナ禍で、
ディズニーへ行けなくなって丸半年が過ぎた。


じつは、
ディズニーの年間パスポートを購入して(その話はこちら⇒)、
毎月ディズニーへ足を運ぶようになった時、
「ディズニーファン」という月刊誌も年間購読し始めた。
年間パスポートとセットのような気がして。

そのディズニーファン10月号が8月末に送られてきた。が、
なんだかページを開く気がすすまない……

もちろん、
ディズニーが7月1日から再開されていることは承知しているし、
年間パス持ってる人だけの抽選という優遇措置も感心しているし、
ディズニーが万全の感染予防対策を施していることも、
訪れるファンの人たちもきっと正しく新しい生活様式を守って
いるだろうことも、想像できるし、承知しているつもりだ。

しかし、都心の人たちはいざ知らず、
まだまだ県をまたいでの移動は恐いし、はばかられるところで、
ましてや、
基礎疾患を持った高齢者としては、ステイホームでいることが、
社会的良識ある姿勢なんだろうと思われ、
ディズニーは私にとってまだまだ行けないところなのだ。

だけど、パークに居たい。
せめて、パークの様子を知りたい。

なのに、休園中の様子や制限下でのパークの様子には触れず、
新しいグッズや飲食のメニュー紹介をされても……

ディズニーファンの内容は、この半年、
休園も、感染対策で大幅な制限をしての再開も、まったく関係なく、
それ以前と変わらぬ同じスタンスで綴られている。

でも、今だから伝えなきゃいけないことがあるんじゃないの?

パークに行けず我慢している人、抽選にトライしている人、
パークに行けた人、キャストの人たちの努力、葛藤、喜び、
今のキャラクターの笑顔、……
今だから伝えること、伝わること、共有できる・したいこと、
今だから…

でも、
ディズニーファンの記事からはそういうスタンスは伝わらない。
そういう役割は担ってはいないのかもしれない。
休園も、感染対策で大幅な制限をしての再開も、まったく関係なく、
それ以前と変わらず夢と魔法でいるのがスタンスなのだろうか。

きっとそうだと勝手に決めつけて、
だとすると、今自分が望んでいるものじゃないなぁと思えて、
ページを開く気がすすまなくなってしまった。

年間パスポートもディズニーファンも
あと2ヶ月で一年の期限がきてしまう。

3月から毎月毎月ホテルは泣く泣くキャンセルしたし、
ディズニーへはまだまだ当分行けそうにないし、

年間パスポートもディズニーファン定期購読も
いったんキャンセルしようかなぁ、などと……

心がだんだん脆くなってしまったみたいだ。

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