今年の仕事始め早々、インターネットで今宮純さんの訃報を知りました。
ご存じの方も多いと思いますが、モータージャーナリストで日本のF1報道のパイオニア的存在の方です。
ワタクシがF1をチラチラ観だしたのが88年で、それから2003年に地上波撤退と同時に観なくなってしまった訳ですが、優しい語り口と、この人本当にF1好きなんだろうな、と思わす解説がとても好きでした。
95年にフジテレビの都合で一時、F1解説から離れられたのですが、その頃のF1ってあまり面白くなくかった事を記憶しています。図らずも解説の重要性というか、今宮さんの存在の大きさを露呈してしまった感じでしたね。
もう随分観てないのですが、今宮さんの訃報を知り何だか寂しい思いをした次第です。
そして同時に思い出したのが、94年のアイルトン・セナの死です。実はワタクシが田中屋食品に入社した2日後にセナは亡くなっています。
深夜にセナの死を知った翌日はあまり誰とも話さなかった事を記憶しています。熱狂的なファンではありませんでしたが、まぁそれだけショックだったのでしょう。
(ちなみに前にも書きましたがワタクシはティエリー・ブーツェンファンでした)
今宮さんといえばセナが亡くなったサンマリノGPの生中継で「来来週のモナコグランプリにセナはいませんが、F1は続いていくわけです」と涙ながらにコメントされた事を今でもよく覚えています。
このイモラではラッツェンバーガーも予選で亡くなっており、呪われた週末なんて言われてましたね。
そのシーンがyoutubeにありました。
今宮さんはいませんが、F1は続いていくのでしょうね。
どうか安らかに。