あまちゃんと同じに、来たくまもんず。
ロシアンブルーのロッシー ♂
飼い主に噛みついて、救急車で搬送されるほどの
大出血のケガになったそうで、飼い主がセンターに
持ち込んで来た子です。
子猫のころから14歳まで1頭飼い。
飼い主にそんな大けがをさせてしまった理由が
よくわからなかったので、ロッシーの引き取りは迷いました。
もし、脳神経や腫瘍による攻撃性や、
精神的にパニックになるということなら、
私たちも危険だし、じじババ猫たちも危険です。
どんな事情があるにしても、救急車を呼ぶほどの
出血とは尋常ではありません。
ですが、このような子は
(高齢・♂・攻撃性がある・1頭飼い)
まず里親はつかず、殺処分になることが予測されます。
この施設では何年たっても人間が触れない。
ご飯のときだけ、作業場に来る。
人間に用があるのは、ご飯のときだけで、
あとは他の猫たちと折り合いをつけて
自由きままな生活をしている。
そんな子はたくさんいるので、
ロッシーもそうして、無理にかまわなければいい。
そう思って引き取りを決めました。
ロッシーも施設を探検したり
「ロッシー、何見てるの?」
ありゃぁ~。カマキリさん・・・・
虫やカエルを惨殺したりと
施設の自然を堪能していたのですが・・・・・・・・
注・施設は田舎なのでたくさんの虫やへび・カエル。
小動物もいます。
う~~~~~~ん。
ロッシーとはコミュニケーションがとれないことが発覚。
なんと言いますか・・・・・
しゃべらない。のです。
正確に言うと、言葉が出ない。言葉を知らない。
そんな感じなのかなぁ・・・・。
言葉やしぐさでの意思伝達が猫同士でもできないので、
ロッシーも「怒る」ことで意思を通そうとしたり、
イライラするようで「怒る」
また人間にも、自分の意と反したことをやられるのが
嫌で「怒る」
(例えば、ご飯のとき、横取りするからケージに入れられるとか。
おなかを触られるとか)
う~~~~~~ん。
じじババにも、「怒る」
もっと深刻なのは、
ピースやひかりが目が見えないから
ロッシーにずんずん近寄ってしまって、
ロッシーの怒りをかって殴られる。
そんなロッシー自身も、集団生活になじめず
いつも介護部屋にあまちゃんといることが多く・・・
(なぜか??あまちゃんとだけは仲が悪くない)