精神症状(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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精神症状

精神症状の種類
知覚
1)錯覚
・現実に存在するものを誤って知覚する
2)幻覚
・現実に存在しないものを存在していると知覚する
・幻視、幻聴、幻嗅、幻味、体感幻覚などがある
幻視:実在しないものが見える、レビー小体型認知症、アルコール依存症の離脱症状でよく見られる
幻聴(幻声):実際にはあるはずのない人の声や音が聞こえてくる
考想(思考)化声:自分の考えが他人の声になって聞こえてくる幻聴
体感幻覚:「体に何かが入って動いている」など、体を通して感じる幻覚
思考
1)思考停止(思考抑制)
・思考テンポが全体的に遅く、思考がなかなか出てこない状態
2)思考途絶
・思考が時々突然止まってしまう状態になること
・統合失調症でよくみられる
3)考想(思考)伝播
・自分の考えが周囲に知れ渡っている
4)考想(思考)吹入
・他人の考えが自分に吹き込まれる
5)保持
・ひとつのことにこだわって思考が進まず、新しい話題に転じにくい状態
6)連合弛緩
・思考と思考とのつながりが乱れたり歪んだりして、思考のまとまりが悪くなっている状態
7)観念奔走
・思考が次々と沸いてきて話題が一定せずに、跳んだり広がったりして目的観念を失う状態
8)作為体験(させられ体験)
・自分の考えや行為が、他人によってさせられていると感じる病的な体験

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2019.04.22 07:23 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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