精神症状(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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精神症状

精神症状の種類
思考
9)妄想
→病的で誤った判断や観念を抱き、強い確信をもって間違いを認めない状態
出現形式による分類
一次妄想:全く根拠を持たない了解不能な不合理な妄想
二次妄想:状況、体験、感情などから心理的に了解できる妄想
内容による分類
妄想気分:周囲の世界がなんとなく変わったように感じる
妄想着想:突然、追跡されているというように思い、確信する
妄想知覚:物音や事柄に、「狙われている」など理解不能な意味づけをする
血統妄想:高貴な家の出身など、血統に関する誇大妄想
被害妄想
・追跡妄想:他人や何かに悪意をもって追跡、監視されていると思い込む
・注察妄想:常に誰かに見張られている、盗聴されているなどと思い込む
・被害妄想:自分が食べる食物に毒を盛られるのではないかと思い込む
・嫉妬妄想:配偶者などが、他人と愛情関係をもっていると思い込む
・関係妄想:周囲の人の言動があたかも自分に関係あるものと考える
感情
1)抑うつ気分
・気分が沈み、喜びや楽しさを感じず、寂しく悲しい状態
2)躁気分
・抑うつ気分とは逆に、晴れ晴れとした気分をいい、万能感をもったりする
3)感情鈍麻
・外界に無関心で、感情の表現が失われる
4)不安状態
・発作性と持続性があり、強い発作性不安がパニック発作を起こす
・動機、息苦しさ、四肢のしびれや冷感、振戦などの自律神経症状を伴う
5)感情失禁
・ささいな刺激で激しい情動が起こる
・ささいなことで不機嫌な態度で反応しやすいことを易刺激性(特に怒りっぽい状態を易怒性)という

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2019.04.23 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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