a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

第15回 戯曲を読む会のご案内

2019-09-20 22:16:36 | 芝居小屋企画
東京演劇アンサンブルでは、昨年から月一回のペースで、「戯曲を読む会」を開催しています。 劇団員若手の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。 ワークショップという形式ではないので、どなたでも気軽に参加出来ます。 第15回はベルトルト・ブレヒト作『カラールのおかみさんの鉄砲』を読みます。 過去に劇団で上演したこともある作品で、劇団では頻繁に上演するブレヒト作品ですが、この会ではブレヒトを取り上げるのは初めてです。 そして・・・・・・ 今回から・・・・・・ 「学生無料」になります!!!! 若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。 この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。 読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。 もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい! 日時 10月6日(土) 18時00分~21時30分  場所 西東京市・田無公民館第一会議室 参加費 500円(会場費等・学生無料) 参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。 ご質問等もお気軽にお待ちしています。 これまでに取り上げた作家(敬称略) アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー...等 チラシデザインは劇団員の山﨑智子です! 東京演劇アンサンブルHP http://www.tee.co.jp ベルトルト・ブレヒト(1898-1954 ) ドイツの劇作家、詩人 ミュンヘン大学で医学を学び、第一次大戦には衛生兵として従軍。復員後、復学し医学などを学ぶ傍ら、劇場の仕事に従事。1922年「夜打つ太鼓」の初演で注目されクライスト賞を受賞。’28年女優ヘレーネ・ワイゲルと結婚。同年「三文オペラ」で劇作家の地位を確立。’30年共産党に入党し、社会主義リアリズムへ移行。’33年亡命生活に入り北欧、米国などを転々とし、詩、劇作などとその上演を通じて反ナチス運動を展開。戦後東ドイツに帰国、’49年劇団「ベルリーナー・アンサンブル」を妻と設立。’52年国民賞受賞、’54年レーニン平和賞受賞。他の作品に劇作「ガリレイの生涯」等 東京演劇アンサンブルでも設立後の「コミューンの日々」や「コーカサスと白墨の輪」の公演、近年でも「第三帝国の恐怖と貧困」や「トゥランドット姫」等、公演作品は枚挙に暇がない。 東京演劇アンサンブル 1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった 2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市へ移転する
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